八村塁がPO進出を果たした今季を振り返り「バスケ人生で大きな一歩だった」

日本人初となるPO進出を果たした八村塁［写真］=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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　ワシントン・ウィザーズは4日（現地時間3日、日付は以下同）、チームの公式ツイッターに八村塁のインタビュー動画を公開した。

　NBA2年目となった今シーズン、八村は57試合の出場で1試合平均31.5分13.8得点5.5リバウンド1.4アシストを記録。日本人選手として初出場を果たしたプレーオフでは、イースタン・カンファレンス首位のフィラデルフィア・セブンティシクサーズを相手に20得点超を2度記録するなど奮闘を見せたが、1勝4敗で敗退した。

　八村はシクサーズを「NBAでトップ3に入るくらい強いチームで、優勝候補に挙げられている」と評し、「なんとか1勝することはできましたが、負けてしまったのでこの経験を無駄にしないように頑張っていきたい」と前を向いた。

　プレーオフはレギュラーシーズンと違って出場できる選手が限られる厳しい戦いだが、八村は一定の出場時間を確保し、第4戦・第5戦では40分以上の出場とコートに立ち続けた。「プレーオフの時に出場時間が増えることは信頼されている証だと思う。いい経験になったし、バスケ人生において大きな一歩だった」と満足した表情で語った。

　新型コロナウイルス感染拡大の影響で、観客の動員数が限られるなどイレギュラーなシーズンを過ごしたが、その中でもプレーオフ第4戦、ホームで白星を挙げた試合は「ファンがたくさん戻ってきた中で勝てたのはすごく大きかった」と話す。

　今シーズンは昨年12月に開幕し、過密日程を強いられたため疲労も蓄積している。「まずは落ち着いてしっかりとケアしたい」とオフを休養に充て、今夏開催予定の東京オリンピックに備える考えだ。

シーズン終了から一夜。#八村塁選手インタビュー！（プレーオフ編）「僕のバスケ人生において大きな一歩だった」　#ウィザーズ｜#DCAboveAll｜@rui_8mura pic.twitter.com/AyHB4SZN5m

— ワシントンウィザーズ (@washwizardsjp) June 3, 2021