2021.06.15
スポーツの世界では、真の“勝者”が後世へと語り継がれる。無論、その歴史には無冠のスーパースターも数多く存在するが、ことNBAにおいても常勝軍団の主要選手としてチームにタイトルをもたらした選手の評価は高い。
毎度、ユニークなデータを公開することでお馴染みの『HoopsHype』は最近、NBA史上、最も勝率の高い選手をランキング形式で発表している。
第1位は、歴代最高プレーヤーとして崇められるマイケル・ジョーダン(元シカゴ・ブルズほか)でもなければ、キングことレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)でもない。ターミネーターの異名を持つカワイ・レナード(ロサンゼルス・クリッパーズ)は、黄金期のサンアントニオ・スパーズでデビューしてから一度も低迷期を経験することなく、『HoopsHype』がデータを公開した段階での勝率は、驚異の74.48パーセント。今季のレギュラーシーズンは勝率65.28パーセントとキャリア平均を下回っているものの、クリッパーズの現戦力を考慮すれば、チャンピオンリングを3つに増やす日はそう遠くはないだろう。
第2位には、歴代最高の平均アシスト記録保持者のマジック・ジョンソン(元ロサンゼルス・レイカーズ)が続く。5度のNBAチャンピオンにして、ファイナルMVPに3度選出された伝説のポイントガードは、相手選手は疎か、カメラマンまでをも惑わせる巧みなフェイントで数々の得点を演出し、キャリア通算670勝236敗で勝率73.95パーセントを誇る。

2位はマジック・ジョンソン[写真]=Getty Images

3位にはラリー・バードがランクイン[写真]=Getty Images

現役選手ではレナードの次にダニー・グリーンが高い勝率を誇っている[写真]=Getty Images
なお、冒頭で言及したジョーダンの勝率は65.85パーセントで42位、レブロンは66.34パーセントで第35位という結果になっている。
文=Meiji
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