2021.07.31

ウェストブルックがウィザーズに感謝「皆が温かく迎えてくれた」

ウィザーズでの1シーズンで歴史的なパフォーマンスを残したウェストブルック[写真]=Getty Images
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「この素晴らしい組織の一員としてプレーができて、本当に恵まれていたと思う」

 今シーズン、オスカー・ロバートソン(元ミルウォーキー・バックスほか)が保持していた歴代トリプルダブル通算記録の181回を抜き、史上最多記録を更新したラッセル・ウェストブルック。ヒューストン・ロケッツに所属した2019-20シーズンでは故障に苦しんだが、今季はワシントン・ウィザーズの選手として見事に本来のコンディションを取り戻し、キャリア4回目となる平均トリプルダブル(22.2得点11.5リバウンド11.7アシスト)も達成していた。

 そのウェストブルックだが、7月30日(現地時間29日)に合意に達した大型トレードでロサンゼルス・レイカーズへ移籍することになった。オフシーズン中はレイカーズへのトレードの噂がたびたび浮上していたために、とうとう実現したことになる。来季のウェストブルックはレブロン・ジェームズアンソニー・デイビスとともに、ビッグ3の一員として優勝することが大いに期待される。

 今回トレードが行われたことで、わずか1年でウィザーズを去ることになったウェストブルック。しかし自身のツイッターを通して、以下のようなメッセージをウィザーズに向けてつづっている。

「ありがとう、ワシントンDC!初めてここへやってきたその日から、あなたたちは僕の家族も含めて温かく迎えてくれた。フロントオフィスからトレーニングスタッフ、コーチ、チームメート、そしてファンの皆が僕らを歓迎してくれた。ここでチャンスを与えてくれたこと、今までサポートしてくれたことに感謝している。この素晴らしい組織の一員としてプレーができて、本当に恵まれていたと思う。これからもこのチームに対する僕の思いというのは決して変わらない。ありがとう!」

 今季はキャリア2年目の八村塁のメンターとなり、またウィザーズの3年ぶりのプレーオフ進出に大きく貢献したウェストブルック。これまで数々の偉業を残してきたが、悲願の優勝に向けて最大のチャンスをつかむことになった。

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