2021.08.11

サマーリーグで今年のドラフトトップ2指名のカニングハムとグリーンが競演!

1位指名のカニングハム(左/ピストンズ)と2位指名のグリーン(右/ロケッツ)[写真]=Getty Images
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 8月9日(現地時間8日、日付は以下同)にラスベガスで幕を開けたNBAサマーリーグは、ドラフト指名されたルーキーたちや成長を期待される若手たち、あるいはNBA生き残りをかけて戦う選手たちが集う場所。

 3日目となった11日は、今年のドラフト1巡目全体1位でデトロイト・ピストンズから指名されたケイド・カニングハム(オクラホマ・ステイト大学)、全体2位でヒューストン・ロケッツから指名されたジェイレン・グリーン(Gリーグ・イグナイト)がコートで激突することに。

サマーリーグ初対決はグリーン(左)率いるロケッツがカニングハム(右)擁するピストンズに勝利[写真]=Getty Images

 カニングハムは9日のオクラホマシティ・サンダー戦で12得点6リバウンド2アシスト2スティールを残してサマーリーグデビュー。試合には72-76で敗れたとはいえ、まずまずのスタートを切った。

「僕らはこのゲームで多くのものを得たから、そこから学ぶことができると思う。僕は自信を持って、シュートできるように、プレーできる準備をしてこの試合に臨みたかった。最初の2本が入っていい感触だったよ。でも今はそこから学んでいかないといけないね。いつでも何か学べることがあるんだ」と語っていたカニングハムは、ロケッツ戦でサマーリーグ初勝利を狙っていたことだろう。

 だが試合はグリーンに加えてアルペレン・シェングン(16位)、ウスマン・ガルーバ(23位/この日はプレーせず)、ジョシュ・クリストファー(24位)と、1巡目指名された選手を4人も擁するロケッツが111-91で圧勝。

 グリーンがゲームハイの25得点に5リバウンド3アシスト、シェングンが21得点8リバウンド3アシスト4ブロック、クリストファーが15得点7アシストを残したことに加え、アンソニー・ラムが17得点8リバウンド2スティール、KJ・マーティンが16得点6リバウンド4アシスト3スティール2ブロック、カイリ・トーマスが10得点4アシストを残した。

 ピストンズではカニングハムがチームトップの20得点に4リバウンド2アシスト3スティール1ブロック、ルカ・ガルザ(2巡目全体52位)が15得点、セイベン・リーが13得点2スティール、サディック・ベイが12得点7リバウンド4アシスト、タイラー・クックが10得点6リバウンドを残すも2連敗。

 とはいえ、両選手とも随所で光るプレーを見せており、今後のサマーリーグだけでなく、レギュラーシーズンでも主力の1人として活躍してくれそうな期待を抱かせたと言えるだろう。

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