2021.10.29

足首の負傷で離脱中のケイド・カニングハム、復帰の見通しが立たず

足首の負傷でNBAデビューが遅れているカニングハム[写真]=Getty Images
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 今年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズから全体1位指名を受けたケイド・カニングハム。足首の負傷でいまだNBAデビューは果たせていないが、負傷は深刻のようで復帰の見通しが立っていないようだ。「The Athletic」が報じている。

 現在20歳の同選手は、201センチ100キロのガード。オクラホマ州立大学でエースとして活躍し、2021年のNBAドラフトにエントリー。1巡目全体1位でデトロイト・ピストンズから指名された。

 今夏行われたサマーリーグでは3試合の出場で平均27.7分18.7得点5.7リバウンド2.3アシストを記録したが、トレーニングキャンプで右足首を捻挫し、プレシーズンゲームには出場していなかった。

 同メディアによると、ピストンズの指揮官を務めるドウェイン・ケイシーが同選手について言及。カニングハムはこの1週間、傘下のGリーグチームであるモーターシティ・クルーズで練習したといい、「30日(現地時間29日)にはピストンズの練習に参加する」とコメント。「復帰時期は決まっていない」と付け加えた。

 ピストンズは開幕4戦を戦い、0勝4敗とスタートダッシュに失敗。1試合の平均得点はNBAで最下位の94.0得点と、攻撃面で問題を抱えている。そのため多彩なスキルセットで得点を奪い、味方のポイントをアシストできるカニングハムの早期復帰が望まれるところだ。

 

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