2021.08.31

ドラフト外からNBA入りを狙うリアンジェロ・ボール「地に足をつけてやっていかなきゃ」

サマーリーグでリアンジェロはまずまずのプレーを見せた[写真]=Getty Images
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 今夏のサマーリーグにシャーロット・ホーネッツの一員として出場したリアンジェロ・ボールは、5試合で平均9.6得点2.0リバウンド1.6スティールを残した。

 だがトレーニングキャンプまで約1か月と迫るなか、現時点ではNBAチームと契約を結ぶことはできていない。

 昨季はデトロイト・ピストンズのトレーニングキャンプに参加するも、開幕前にカットされてロースター入りを逃しており、22歳のガードはNBAに定着できずにいる。

 そんな中、リアンジェロが8月31日(現地時間30日)に『The Athletic』へ掲載された記事の中で、シャムズ・シャラニア記者のインタビューに応じ、こう話していた。

「僕は本当に、コーチたちの話をしっかり聞くんだ。彼らが自分にしてほしいことができるんだ。ボールを手にして得点しろというなら、僕はできると思う。スクリーンを抜け出して走り回れと求められたら、それをやってみせるさ。そのために僕は一生懸命練習している。だから彼らが僕に何かを求めれば、100パーセントやってみせるし、その準備はできている」。

 兄のロンゾ・ボールは今夏制限付きフリーエージェント(FA)となり、サイン&トレードでニューオーリンズ・ペリカンズからシカゴ・ブルズへ移籍。弟のラメロ・ボールは昨季新人王に輝いており、2年目の今季はホーネッツで先発ポイントガードを務めることが確実視されている。

 NBAチームからドラフト指名されたロンゾとラメロとは違い、リアンジェロはドラフト外からNBA入りを目指しているため、「僕は自分自身の道に専念しなきゃいけないと分かっている。メロとゾーがやってきたことはできない。彼らは違う道のりだからね。だから僕は地に足をつけてやっていかなきゃいけないし、1つのスポットを奪うために集中している。シャーロットがホームなんだという気がしている」と語っていた。

 はたして、リアンジェロはキャンプ契約あるいは本契約でトレーニングキャンプを迎えることができるのか。今後の動向に注目していきたい。

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