2021.10.04

今後に危機感を募らせるオースティン・リバース「1年前より快適だと感じることはない」

今季でキャリア10シーズン目のリバース[写真]=Getty Images
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 デンバー・ナゲッツのオースティン・リバースは、2012年のドラフト1巡目10位でニューオーリンズ・ホーネッツ(現ペリカンズ)から指名されたコンボガード。

 これまでのキャリアでホーネッツ(ペリカンズ含む)、ロサンゼルス・クリッパーズ、ワシントン・ウィザーズ、ヒューストン・ロケッツ、ニューヨーク・ニックスでプレーし、今年3月末にオクラホマシティ・サンダーへトレード。

 その後サンダーからウェイブされると、ジャマール・マレーやウィル・バートンをケガで欠いていたナゲッツと10日間契約を経て本契約を勝ち取った。

 するとナゲッツで15試合(うち先発は5試合)に出場して平均26.9分8.7得点2.3リバウンド2.6アシスト1.2スティールをマーク。プレーオフでは平均30.5分に9.2得点1.7リバウンド2.1アシストに3ポイント成功率41.3パーセントの好数字を残し、今夏に再契約を結んだ。

 ナゲッツの今季予想スターターはバックコートにモンテ・モリスとバートン、フロントコートにマイケル・ポーターJr.アーロン・ゴードンニコラ・ヨキッチという布陣。リバースはベンチからファクンド・カンパッソやPJ・ドジアー、ジャマイカル・グリーン、ジェフ・グリーンらと共に登場することとなる。

 節目となる10年目のシーズンを迎えるリバースは、少なくともマレーが戦列復帰するまではナゲッツでローテーション入りできるだろうというのが大方の予想。

 だがリバースは最近になって「1年前より、快適だと感じることはないだろうね。依然として、僕は今シーズンがラストチャンスだと見ている」と危機感を募らせていた。

 NBAは新陳代謝が激しく、平均キャリアは約5年と言われているだけに、リバースが平均以上のキャリアを築いてきたことは間違いない。だがこれからはNBA生き残りをかけたサバイバルレースが熾烈になってくると肌で感じているということなのだろう。

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