2021.10.05

昨季覇者バックスの大黒柱、ヤニス・アデトクンボの左膝の痛みは完治しておらず?

昨季バックスをNBAチャンピオンへと導いたアデトクンボ[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 ディフェンディング・チャンピオンのミルウォーキー・バックスは、10月6日(現地時間5日、日付は以下同)にメンフィス・グリズリーズとのプレシーズン初戦を迎え、計5試合をこなしてから20日にブルックリン・ネッツとのレギュラーシーズン開幕戦に臨む。

 ところが、昨季のファイナルMVPヤニス・アデトクンボが左膝の痛みに悩まされていると5日に『ESPN』が報道。昨季のイースタン・カンファレンス・ファイナル第4戦で左膝の過伸展となり、その後2試合を欠場していた。

 もっとも、そこから懸命なリハビリと治療によってフェニックス・サンズとのNBAファイナル初戦から復帰。バックスの大黒柱として獅子奮迅の働きを見せ、4勝2敗で下す殊勲者となっていた。

 だがアデトクンボは最近になって「まだ痛みがある」とギリシャのテレビへ語っており、このケガがどこまで影響を与えているのかは不透明。

 現時点では、このケガによってアデトクンボは数試合を欠場せざるをえないのか、それとも出場時間を制限していくのか、あるいは戦線離脱することになるのかは未定だという。

 幸い、今は開幕前であり、じっくりと左膝の状況を観察していく時間はある。もし痛みが引かないのであれば、ここで無理をして強行出場させるのではなく、休養して患部の治療に専念することも選択肢の1つと見ていいだろう。

BASKETBALLKING VIDEO