2021.11.15

ウェスト上位のナゲッツ、腰を痛めたポーターJr.は「しばらくの間欠場する」と指揮官

直近3試合を欠場しているポーターJr.[写真]=Getty Images
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 デンバー・ナゲッツは11月14日(現地時間13日、日付は以下同)終了時点で、ウェスタン・カンファレンス3位タイの8勝4敗。4連勝と波に乗っており、リーグ上位クラスの戦績を残している。

 もっとも、このチームは2番手の得点源ジャマール・マレーが不在なことに加え、マイケル・ポーターJr.も腰の痛みを再発させてしまったことでここ3試合を欠場と、ベストメンバーには程遠い。

 それでも、ナゲッツは昨季のMVPニコラ・ヨキッチを中心に、ウィル・バートンやアーロン・ゴードン、モンテ・モリス、ジェフ・グリーン、PJ・ドジアーにルーキーのボーンズ・ハイランドといった選手たちが奮戦して白星をつかんでいる。

 だが、ここまで誤算となっているのはポーターJr.の欠場だろう。昨季平均19.0得点7.3リバウンド1.1アシストにフィールドゴール成功率54.2パーセント、3ポイント成功率44.5パーセントを残したフォワードは、9月下旬にマックス額で延長契約を結んでいた。

 ところが、今季はここまで9試合の出場で平均9.9得点6.6リバウンド1.9アシスト。ショット試投数が若干ダウンしているとはいえ、フィールドゴール成功率35.9パーセント、3ポイント成功率20.8パーセント、さらにはフリースロー成功率55.6パーセントと精彩を欠いている。

 マイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)はそのフォワードについて「現在進行中のことで、今どうなっているのかを理解しようとしている。だからマイケルはしばらくの間欠場するとしか言えない。我々は彼と共に時間を過ごすことができるように、彼が健康体を取り戻すベストな方法を探っている」と口にしていたと地元メディア『DNVR Sports』が報じており、復帰時期は未定と言わざるをえない。

 ナゲッツとしては苦しい展開が続くものの、ポーターJr.にはまずなによりも健康体を取り戻すことにフォーカスしてほしいところだ。

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