2021.11.10
10月27日(現地時間26日)に行なわれたデンバー・ナゲッツとユタ・ジャズの一戦は、ホームのジャズが122-110で制し、今季戦績を3戦無敗とした。
ジャズではルディ・ゴベアが23得点16リバウンド、ドノバン・ミッチェルが22得点6アシストと両輪が活躍したほか、マイク・コンリーが15得点5アシスト、ボーヤン・ボグダノビッチが15得点。さらにはベンチスタートのジョーダン・クラークソンが19得点、ジョー・イングルズが13得点5リバウンド4アシスト、ハッサン・ホワイトサイドが10得点4リバウンドで勝利に貢献。
一方、今季戦績を2勝2敗としたナゲッツは、ニコラ・ヨキッチが24得点6リバウンド6アシスト、ウィル・バートンが21得点、アーロン・ゴードンが20得点7リバウンド、モンテ・モリスが19得点4アシスト、マイケル・ポーターJr.が13得点9リバウンド2スティールを残すも2連敗。
そしてこの試合では前半終盤にゴベアとの1対1でヨキッチが膝を打撲してしまい、後半を欠場という事態に陥ってしまった。
「ハーフタイムでウォーミングアップしていたニコラのところにいって『(痛みは)どうだ?』と聞いたら、彼は『ちょっと力が入らない感じです』と言ってきた。そこで私は彼を下げることにした。(後半の欠場は)彼が決めたことじゃない」とマイケル・マローンHC(ヘッドコーチ)は切り出し、昨季のMVPについてこう語っていた。
「彼はこのチームにとってとてつもなく重要な選手。彼が(コンディションに)自信がない状態でコートへ送り出すのはリスクを冒すことになる」。
26歳の万能型ビッグマンは、一昨季、昨季とフル出場しており、プレーオフでも毎試合戦ってきた。今夏は身体を休めるためにセルビア代表としての活動を辞退したとはいえ、長丁場のシーズンで大黒柱を欠くことは、ナゲッツとしては何としてでも回避したいところ。
ナゲッツはジャマール・マレーが左膝前十字靭帯の断裂により離脱しているだけに、ヨキッチを失うわけにはいかないというのが指揮官の本音と言えるだろう。
「タフだった。(今のメンバーで)僕らはニコラ不在で本当にプレーしたことがないからね。このチームのオフェンス面でものすごく大きな存在なんだ。だからいろんな面でタフだったよ」とモリスが語ったとおり、ナゲッツは苦しい戦いを余儀なくされた。
ヨキッチの今後のステータスがどうなるかは微妙だが、深刻なケガにならないことを祈るばかりだ。
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