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11月25日(現地時間24日、日付は以下同)。ゴールデンステイト・ウォリアーズとフィラデルフィア・セブンティシクサーズが対戦し、116-96でウォリアーズが勝利を収めた。
シクサーズはジョエル・エンビードとトバイアス・ハリス、ウォリアーズはクレイ・トンプソンとジェームズ・ワイズマンを欠いていたため、両チームともベストメンバーではなかったものの、この日はカリー兄弟が今季初競演となった。
ウォリアーズの兄ステフは6本の3ポイント成功を含むゲームハイの25得点10アシスト、シクサーズの弟セスは3ポイントこそ5本全てをミスするもチームトップの24得点、そして妹のシデルと結婚した義理の弟デイミオン・リー(ウォリアーズ)は5得点をマーク。
この試合を終えて、ウォリアーズはリーグベストの16勝2敗。ステフはリーグトップの平均28.2得点に5.8リバウンド6.8アシスト1.6スティールをマークしており、今季もMVPの有力候補となっている。
だが弟セスの活躍も見逃せない。シクサーズ在籍2シーズン目の今季、ここまで平均33.2分15.9得点3.1リバウンドにフィールドゴール成功率50.3パーセント、フリースロー成功率92.9パーセントはいずれもキャリアハイ。3ポイントもここまで成功率41.1パーセント、平均2.2本成功と高精度を誇っている。
ステフは好調をキープする弟について、『SunHerald』へこんな言葉を残していた。
「あの男はすばらしいバスケットボールをしている。観ていて本当に楽しいね。成長を続けているんだ。それに自分のペースを守っている。うまく自分自身を管理できている」。
NBAで3度の優勝に2度のMVP獲得経験を誇る兄ステフを持つセスは、キャリア8シーズンで計7チームに所属しているものの、リーグ有数のシューターとしての地位を確立。ベン・シモンズに加え、エンビードやハリスも欠場する中、シクサーズを引っ張るセスの活躍に、ステフは「誇りに思う。弟を誇りに思うよ」とセスのパフォーマンスを称えていた。
両チームによる次戦は12月12日。セスとしては、兄が所属するウォリアーズから勝利をもぎ取りたいところだ。
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