2021.12.10

レブロンが通算100度目のトリプルダブル、通算スティール数でも歴代トップ10入りへ肉薄

今季初のトリプルダブルを達成したレブロン[写真]=Getty Images
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 12月10日(現地時間9日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはメンフィス・グリズリーズ戦に臨むも、95-108で敗れた。

「ディフェンス面で、俺たちは本当に良かったと思う。ターンオーバーを仕向けていたんだから。相手を108点に抑えて、(相手の)ターンオーバーから27得点したんだから、ディフェンスは良かった。オフェンスでは良くなかったけどね」。

 レイカーズを引っ張るレブロン・ジェームズがそう語ったように、レイカーズはグリズリーズをフィールドゴール成功率43.6パーセント(41/94)、3ポイント成功率33.3パーセント(14/42)に抑え込む好守を見せた。

 ところが、肝心のオフェンスでターンオーバーを22本も喫してしまい、18本ものスティールを相手に許す結果に。

 そうした中で、レブロンは20得点10リバウンド11アシストで今季初のトリプルダブルを達成。NBA史上5人目となる、通算100度目のトリプルダブルをクリア。

 チームメートのラッセル・ウェストブルックが通算189回で歴代トップに君臨しているのだが、トリプルダブルの達成数の歴代トップ20には、現役から9選手がランクインしている。

■レギュラーシーズンにおける通算トリプルダブル達成回数 現役トップ9(チーム名は略称)
1.ラッセル・ウェストブルック(レイカーズ):189回
2.レブロン・ジェームズ(レイカーズ):100回
3.ジェームズ・ハーデン(ネッツ):62回
―.ニコラ・ヨキッチ(ナゲッツ):62回
5.ルカ・ドンチッチ(マブス):38回
6.ラジョン・ロンド(レイカーズ):32回
―.ベン・シモンズ(シクサーズ):32回
8.ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ):30回
9.ヤニス・アデトクンボ(バックス):25回

 この中にレイカーズに所属する3選手がランクインしているのは、それだけこのチームに豊富なキャリアを誇る選手たちがそろっているということなのだろう。

 また、レブロンはグリズリーズ戦で4スティール2ブロックも記録。通算スティール数が2089本に到達したことで、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか/2085本)を抜いて歴代単独11位へ浮上。

 歴代10位のアルビン・ロバートソン(元サンアントニオ・スパーズほか/2112本)との差は23本のため、早ければ今月中にも得点、アシストに加えてスティールでも歴代トップ10入りすることができるだろう。

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