2021.12.29

ホークス戦でユニークなスタッツを残して勝利に貢献したブルズのブーチェビッチ

2度のオールスター選出経験を誇るブーチェビッチ[写真]=Getty Images
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 12月28日(現地時間27日、日付は以下同)に行なわれたアトランタ・ホークス戦で、シカゴ・ブルズは3人のオールスター経験者が見事な活躍を見せて130-118で勝利した。

 この試合、ブルズはデマー・デローザンがゲームハイの35得点に5リバウンド10アシスト、ザック・ラヴィーンが30得点4リバウンド9アシストと大暴れ。

 さらにオールスター選出2度を誇るニコラ・ブーチェビッチが24得点17リバウンド6アシスト4ブロックと、攻防両面に渡って大活躍。さらに31歳のビッグマンは4本もの3ポイントを沈めたことで、『StatMuse』はこの日ブーチェビッチが残したスタッツと同等あるいはそれを上回る数字を残した選手は皆無と報じた。

 もっとも、当の本人はスタッツについて「それはいいことだね」と話すも、あくまで勝利が最優先だと口にしていた。

「もちろん、僕がいいプレーをして、オールラウンドなゲームで勝利を助けたことはうれしい。でも、史上初のスタッツを残した選手になろうだなんて考えてない」。

 21勝10敗でイースタン・カンファレンス2位を誇るブルズにおいて、ブーチェビッチは平均15.8得点10.9リバウンド3.6アシスト0.9スティール1.2ブロックとマルチな働きを見せている。

 デローザン、ラヴィーンというウィング陣を攻防両面でサポートするブーチェビッチの献身的な働きも、チーム好調を支えている要因と言えるだろう。

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