2024.09.10
2月に地元出身のパトリック・ベバリーを新メンバーに迎え、プレーオフ進出に総力を挙げているシカゴ・ブルズ。5日時点で29勝35敗を記録し、イースタン・カンファレンスの11位に沈んでいるものの、プレーイン・トーナメントの出場ラインである10位のワシントン・ウィザーズとは1.5ゲーム差と、可能性は十分に残されている。
ベバリーが加入して以降の5試合で、チームは3勝2敗とまずまずの記録を残している。2月25日のブルックリン・ネッツ戦、27日のウィザーズ戦はどちらも失点を90点未満に抑えて勝利するなど、ベバリーの持ち味である強烈な守備が功を奏したとも言える試合も見られた。
執念深い守備でリーグを渡り歩いてきたベバリーにとって、仲間のディフェンスに苦言を呈することはめずらしいことではない。3月2日のデトロイト・ピストンズ戦、ブルズは117-115で接戦を制したが、第4クォーターの中盤にベバリーとニコラ・ブーチェビッチが口論に至った。
Bulls fans internal struggle on whether or not to be happy with tonight's win pic.twitter.com/tThgeS1tlv
— Will Gottlieb (@Will_Gottlieb) March 2, 2023
最終クォーターの残り6分を切った場面、ジェイデン・アイビーのドライブを止めきれなかったベバリーはファウルを吹かれ、2本のフリースローを献上してしまう。直後、ベバリーはゴール下で自身のマークマンに気を取られていたブーチェビッチに詰め寄り、カバーが遅れたことを指摘した。
しかしブーチェビッチは責められることに納得がいかない様子で、2人の間にデマー・デローザンが割って入り、仲裁を試みる。4日の朝に『NBC Sports』の取材に応じたブーチェビッチは、「意見の相違はあるものだ。あの瞬間、僕は自分が正しいと思い、彼(ベバリー)も自分が正しいと思っていた」と、ピストンズ戦の1プレーを振り返った。
「(アレックス・カルーソを)助けるためにボーヤン・ボグダノビッチを見ていて、(ベバリーまで)気が回ってなかった。その場で口論になっただけで、そんなに大きな問題じゃないよ。僕たちは競技者で、正しいプレーを選ぼうとしている。同じ意見になならないことだってあるし、話し合えばそれで終わりだよ」
「ディフェンスに関しては、自分のなかで得意じゃない部分があるのは分かっている」と、自身の守備を評価しているブーチェビッチ。それでも「いつだって全力を尽くそうとしているし、それは強く意識していることだ。自分の限界は知っているし、強みを貫くことにしてるんだ」と、あらゆる手でチームに貢献をもたらそうしている。
レギュラーシーズンも残すところあと約1カ月。ベバリーもうなずくようなディフェンスをチームで体現し、ポストシーズンへの進出権をつかみ取ってもらいたい。
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