2022.01.04

ホークスのヤングが今季NBA最多の56得点を奪うも「僕らが負けてしまっては意味がない」

ヤングが56得点を奪うも勝利ならず[写真]=Getty Images
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 1月4日(現地時間3日、日付は以下同)。アトランタ・ホークストレイ・ヤングがポートランド・トレイルブレイザーズを相手にキャリアハイの56得点に14アシストという超絶パフォーマンスを見せた。

 この日のヤングは自慢の3ポイントにフローターとレイアップ、さらには巧みなパスさばきを存分に発揮し、フィールドゴール成功率65.4パーセント(17/26)、3ポイント成功率58.3パーセント(7/12)、フリースロー成功率100.0パーセント(15/15)と絶好調。12月13日にケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)がマークした51得点を上回り、ヤングは今季リーグ最多得点へと浮上。

 もっとも、ヤングが「僕らが負けてしまっては意味がない。今夜みたいな日に負けてしまうのは最悪だ。だって僕にとってそれが全てなんだ。チームが勝っていたら良かったのに」と試合後にそう悔しがったとおり、ホークスは同点8度、リードチェンジ12度の末に131-136でブレイザーズに負けてしまい、ここ11戦で3勝8敗と、昨季イースタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち進んだチームは依然として苦しんでいる。

 ホークスは現在、ジョン・コリンズボグダン・ボグダノビッチを含む5選手が新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りで欠場と、厳しい状況に立たされている。

「この状況下で、僕らは戦い抜いて嵐を切り抜けようとしている。昨シーズン、僕らは14勝20敗の時もあった。そこから巻き返したんだ。でも今はその方法を見つけ出さないと。昨シーズンのように好転させていかないといけない。彼らが戻ってくれば、リズムも戻るし良い方向へ向かうと思う」とヤング。

 はたして、ヤング率いるホークスは昨季後半戦のように巻き返し、2シーズン連続のプレーオフ進出を飾ることができるのか。今後の戦いぶりに注目していきたい。

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