2022.01.18

復帰後の出場時間が20分前後に制限されているトンプソン「40分間プレーできるけど…」

今季4試合に出場したトンプソン[写真]=Getty Images
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 ゴールデンステイト・ウォリアーズクレイ・トンプソンは、相次ぐケガに見舞われてきたものの、約2年半ぶりにコートへ復帰した。

 1月10日(現地時間9日、日付は以下同)のクリーブランド・キャバリアーズ戦で19分55秒出場して17得点をマークすると、12日のメンフィス・グリズリーズ戦では19分37秒のプレータイムで14得点3アシストを記録。

 14日のミルウォーキー・バックス戦では20分34秒をプレーして11得点。翌15日のシカゴ・ブルズ戦は2連戦だったこともあり休養とし、17日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦では22分43秒の出場で13得点を残した。

 31歳の元オールスターガードは、ここまで4試合に出場して平均20.8分13.8得点3.0リバウンド1.8アシストで、毎試合2ケタ得点を奪っている。

 ただ、フィールドゴール成功率は35.7パーセントと低調で、3ポイントも平均2.5本決めているとはいえ、成功率は35.7パーセントと決して本調子とは言えない状態にある。

「僕は40分間プレーできると言ったけど、スポーツの科学者ではない。このチームのトレーニングスタッフたちはそう言っているんだ。僕は彼らを信頼している。それに僕自身も(復帰してから)4試合目で勇み足にはなりたくない。プレーオフにピークを持っていきたいんだ」。

 トンプソンはウルブズ戦後にそう話しており、今はトレーニングスタッフたちの話を受け入れて慎重に出場時間内でプレーをしているという。

 プレーオフまで約3か月。チャンピオンシップ獲得争いに名乗りを上げるウォリアーズにとって、トンプソンは間違いなく重要な選手だけに、この男の復調を心待ちにしたいところだ。

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