2022.01.19

エースがウィザーズの前半戦を振り返る「違うシーズンを3つ味わっているような…」

エースのブラッドリー・ビールが怒涛の前半戦を振り返った[写真]=Getty Images
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 1月19日(現地時間18日)、ワシントン・ウィザーズのブラッドリー・ビールコーリー・キスパートが練習後に会見を行った模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 今シーズンのウィザーズは、ここまで23勝21敗でイースタン・カンファレンス8位とまずまずの成績で前半戦を折り返すこととなった。チームのエースであるビールは「ウィザーズにとってどういう勝利のパターンだったら安定して繰り返せるのか」を模索することが重要だと語る。

「開幕ダッシュは良かったが、その後チームはスランプに陥り、そして今は離脱者がどんどん戻ってきた。なので違うシーズンを3つ味わっているようなものだ」

 開幕から10勝3敗と好調なスタートを切ったが、11月途中から黒星が増えると、12月には3連敗や4連敗を喫するなど苦しい時期が続いた。アップダウンの激しい前半戦となったウィザーズは、ビールが語ったとおり、チームとしての安定感が求められる。

 また、ビールはチームのオフェンスについて「選手がそろって、個々の戦力をどう生かすかが今後の課題だ」とコメント。長期離脱していた八村塁トーマス・ブライアントも復帰を果たし、ウィザーズはこれまでとは違ったメンバーで後半戦を戦うことになる。

「前半戦は自分がどう力を発揮できるか模索する期間だった」と語るルーキーのキスパートは、直近4試合で2ケタ得点をマーク。さらに「チームの誰一人も(前半の戦いぶりに)満足していない」と力強く語り、勝負の後半戦へと意気込んだ。

 ルーキーがリーグに順応しつつあり、八村などが復帰したためウィザーズは今後チーム力をアップさせる可能性がある。それぞれの能力を生かし、安定感のあるチームになることができれば2年連続となるプレーオフへの切符が見えてくるだろう。

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