2023.11.13
「今夜の僕らは第3クォーターでゾーンに入っていたようなものだね。で、そのまま後退することもなかった。僕らの中で誰も数字については気にしてなかった。ひたすらハードにプレーしていたんだ」。
そう語ったのは、シャーロット・ホーネッツのケリー・ウーブレイJr.。26歳のウィングプレーヤーは、今月中旬に新型コロナウイルスの安全衛生プロトコル入りしたことで4試合を欠場後、復帰してからシュートタッチに苦しんでいた。
だが1月27日(現地時間26日、日付は以下同)に敵地で行なわれたインディアナ・ペイサーズ戦で大爆発。ベンチスタートながらキャリアハイとなる10本の3ポイントを決め切り、計39得点に5リバウンド2スティールの大爆発。
そしてホーネッツは、2連敗中で主力のゴードン・ヘイワードが同プロトコル入りして離脱したものの、球団史上最多得点を更新し、158-126でペイサーズに快勝した。
ゲームハイの39得点をマークしたウーブレイJr.は、ベンチスタートながら1試合10本以上の長距離砲を沈めたNBA史上5人目の選手に。さらにラメロ・ボールが今季4度目のトリプルダブル(29得点10リバウンド13アシスト)、マイルズ・ブリッジズが22得点、テリー・ロジアーが20得点と大活躍。
今季リーグ最多となる1試合158得点をたたき出したホーネッツは、第3クォーターに42得点、続く第4クォーターでも45得点を記録し、なんと後半だけで87得点。これは1991年1月11日にヒューストン・ロケッツがデンバー・ナゲッツ相手に記録した94得点以来、後半におけるNBA最多得点となった。
一方、ペイサーズでは計8選手が2ケタ得点を残すも記録的な大量失点で大敗。トーリー・クレッグは「誰だってホームであんな負け方はしたくない。僕らに今できるのはこの負けから学ぶこと。今夜の敗戦を洗い流して、オクラホマシティ(サンダー戦)に向けて準備していくことだけ」と次戦へ向けて切り替えていた。
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