シクサーズのケリー・ウーブレイJr.が自宅付近で自動車と衝突…肋骨骨折などで長期離脱へ

シクサーズで得点源の一角を務めるウーブレイJr.[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

バスケ情報専門サイト

　11月12日（現地時間11日、日付は以下同）。フィラデルフィア・セブンティシクサーズのケリー・ウーブレイJr.が自宅付近で自動車と衝突し、近くにある病院へ搬送されたと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

　フィラデルフィア市警の報告では、ウーブレイJr.は事故後に自力で近くの通りまで移動し、救急隊員に発見されたという。その後すぐ近くのジェファーソン病院に運ばれ、ケガの手当てを受けた。現在は容態が安定しており、すでに退院済みだという。

　ただし、『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じたところによると、ウーブレイJr.は肋骨骨折に加えて臀部と右脚も負傷しているとのこと。シーズン絶望になるほどではないと予想されているとはいえ、長期離脱となることが見込まれている。

　今シーズンからシクサーズへ加入したウーブレイJr.は、201センチ92キロのウイングプレーヤー。ここまで8試合に出場し、平均29.0分16.3得点5.1リバウンド1.4スティールにフィールドゴール成功率50.0パーセント、3ポイントシュート成功率37.8パーセント（平均1.8本成功）を残していた。

　主力の一角を失ったシクサーズだが、13日のインディアナ・ペイサーズ戦ではタイリース・マクシーがキャリアハイの50得点に7リバウンド5アシスト3ブロックと大暴れ。さらにジョエル・エンビードが37得点13リバウンド7アシスト、トバイアス・ハリスが18得点9リバウンド4アシスト、ディアンソニー・メルトンが10得点4リバウンド6アシストと続き、137－126で勝利。

　開幕2戦目から無傷の8連勝としたシクサーズは、イースタン・カンファレンスならびにリーグベストの8勝1敗としている。