2022.02.15

薬物問題で追放されたタイリーク・エバンス、NBAと選手会が復帰を認める

エバンスは2019年に薬物問題で追放されていた[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 NBAとNBPA(選手会)は15日(現地時間14日、日付は以下同)、2019年に薬物規定違反で追放・出場資格を剥奪されていたタイリーク・エバンスの再出場資格申請を許可したと発表した。

 現在32歳の同選手は198センチ99キロのガードで、2009年のNBAドラフトにおいてサクラメント・キングスから1巡目全体4位指名を受けて入団。ルーキーシーズンは72試合の出場で平均20.1得点5.8アシスト5.3リバウンドを記録し、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)に輝いた。

 キングスで4シーズンプレーしたのち、ニューオーリンズ・ペリカンズ、メンフィス・グリズリーズ、インディアナ・ペイサーズと各球団を渡り歩いたが、2019年に薬物禁止プログラムを違反したため、リーグから追放されていた。

 復帰申請が通ったエバンスは制限なしフリーエージェントととなり、今月19日からNBA球団と契約を結ぶことができる。NBAで通算594試合に出場し、平均15.7得点4.8アシスト4.6リバウンドを挙げた同選手を獲得するチームは現れるのだろうか。