2022.02.16

シクサーズ入りしたハーデン「俺は長い間、ここが完璧にフィットすると確信していた」

シクサーズのハーデン(左)とリバースHC(右)[写真]=Getty Images
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 2月16日(現地時間15日、日付は以下同)。ジェームズ・ハーデンフィラデルフィア・セブンティシクサーズの入団会見に臨んだ。

 11日のトレード・デッドラインにブルックリン・ネッツとのトレードでシクサーズ入りしたハーデンは、これまで所属してきたオクラホマシティ・サンダー、ヒューストン・ロケッツ、ネッツ時代に着用していた13番ではなく、新天地では1番を着用してプレーすることとなる。

 これは1967年に球団史上2度目のNBAチャンピオンへ大きく貢献し、在籍4シーズンで平均46.3分27.6得点23.9リバウンド6.8アシストを残したウィルト・チェンバレン(元フィラデルフィア・ウォリアーズほか)が着用し、シクサーズの永久欠番となっているため。

 18年にMVPを獲得したほか、ハーデンはこれまでのキャリアで最優秀シックスマン賞(12年)、75周年記念チームに輝いており、10度のオールスター(今年はケガのため欠場)に7度のオールNBAチーム選出、さらには3度の得点王も手にしており、今季もここまで平均22.5得点8.0リバウンド10.2アシスト1.3スティールを残す実力者。

 昨季途中にロケッツからネッツへトレードで移籍し、約1年後に新たなチームへと所属先を変えたのだが、昨年ロケッツを退団するにあたり、ティルマン・ファティータ オーナーからシクサーズとネッツの二択から選ぶ機会があったという。

「もともと、ヒューストンから出ていく時、俺の中ではフィリーが第一希望だった。(昨年は)そうはならなかっただけ。俺は長い間、ここが完璧にフィットすると確信していたんだ」。

 シクサーズにはロケッツ時代のGM(ゼネラルマネージャー)であるダリル・モーリーがおり、ロースターには今季のMVP候補であるジョエル・エンビードという支配的なビッグマンを筆頭に、トバイアス・ハリスタイリース・マクシーシェイク・ミルトンジョージ・ニアンフルカン・コルクマズダニー・グリーンといった選手たちがいる。

「俺はハッピーだし、ここにいられることに感謝している。このパーフェクトな機会にワクワクしている」と、会見で興奮を隠せずにいたハーデンは、現在もハムストリングの張りのため欠場を続けており、オールスターブレイク後にシクサーズデビューする見込みだ。

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