2022.01.31
フィラデルフィア・セブンティシクサーズのオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードの勢いが止まらない。
NBAキャリア実働6シーズン目の27歳は、1月20日(現地時間19日、日付は以下同)のオーランド・マジック戦で50得点12リバウンド3ブロックをマークすると、22日のロサンゼルス・クリッパーズ戦でも40得点13リバウンド6アシスト、24日のサンアントニオ・スパーズ戦でも38得点12リバウンド6アシストと猛威を振るっている。
そして26日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でも42得点14リバウンド4ブロックと、いずれもゲームハイの数字をたたき出し、シクサーズを117-107の勝利へと導いた。
エンビードは18日のワシントン・ウィザーズ戦から、5戦連続でプレータイムを上回る得点を奪っており、4試合連続で35得点10リバウンド以上をマーク。
『ESPN Stats & Info』によると、NBAとABAが統合された1976-77シーズン以降、この記録に到達したのはエンビードが4人目。シャキール・オニール(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、ADことアンソニー・デイビス(レイカーズ)が4試合連続でクリアしており、カール・マローン(元ユタ・ジャズほか)が87-88シーズンに5試合連続で達成している。
昨年12月16日のマイアミ・ヒート戦から19試合連続出場となったカメルーン出身のビッグマンは、この期間に平均33.3得点を残し、チームも13勝6敗と好調をキープ。昨季のMVP投票でニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)に次ぐ全体2位に入った男は「俺のゴールの1つだった。常にプレーできる状態であることがね。それを止めるつもりはない」とペリカンズ戦後に話しており、驚異的な数字を残し続けている。
エンビード率いるシクサーズの次戦は28日のレイカーズ戦。デイビスが復帰し、白星量産を狙う名門チームとの一戦で、エンビードがまたもや猛威を振るうことができるか要注目だ。
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