2022.02.18

チーム&自己シーズンハイの20得点を挙げた八村「ブレイク前に1勝が欲しかった」

チームをけん引する活躍を見せた八村[写真]=Getty Images
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 2月18日(現地時間17日)、ワシントン・ウィザーズはアウェーでブルックリン・ネッツと対戦。チーム最多の20得点を挙げた八村塁の活躍もあり、117-103でウィザーズが勝利を収めた。

 試合後の会見に登場した八村は、「オールスターブレイク前に1勝が欲しかったので」と口を開いた。「昨日タフな試合(インディアナ・ペイサーズ戦)を負けて、バックトゥバックで(続けて)ブルックリンのホームってことで。ブレイク前で1勝が欲しかったので、みんなで一生懸命やって勝てたのでよかったです」。

 20得点は八村にとって今シーズンハイの数字でもある。自身のパフォーマンスについて聞かれると、「チームでボールをシェアしてて、その流れの中でできたのでよかったんじゃないかなと思います」と振り返る。

 また、デトロイト・ピストンズ戦で負傷した右足首について聞かれた場面では「途中、少し足首に(痛みを)感じてたんですけど、体が温まってきていい感じにできたんじゃないか」とコメント。試合に出ていることから深刻な状態ではないようだが、メディカルスタッフの情報が待たれる。

 ネッツ戦で八村は2本の3ポイントシュートを決めたことで、今シーズンの成功率が43パーセントに到達した。好調を維持している要因については、「自信ですね。練習通りにできていることが、いい結果に出ているんじゃないかなと思います」と語っている。

 ゲーム中、八村はコーリー・キスパートやイシュ・スミスらガード陣との連携を披露。大学の後輩でもあるコーリーのプレーぶりについては、「彼もリズムをつかんできていて、いい仕事をやってくれてると思う」と称賛の言葉を贈った。

 ここからオールスターを挟み、いよいよ佳境に突入するレギュラーシーズン。イースタン・カンファレンス11位とプレーイン・トーナメント進出が狙えるウィザーズにとって、さらに1試合の重みは増していくだろう。

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