2022.05.16
4月24日(現地時間23日)に開催されたNBAプレーオフで、ブルックリン・ネッツはボストン・セルティックスとの第3戦に臨んだ。この試合からは会場をネッツのホームであるバークレイズ・センターに移したが、103-109で3連敗を喫した。
ケビン・デュラントは16得点8リバウンド8アシスト、カイリー・アービングは16得点9アシスト3スティールをマークしたが、両名とも今プレーオフでの平均得点に届かず。試合後の会見に出席したアービングは、2016年に出場したNBAファイナルを引き合いに試合を振り返っている。
アービングがプレーした6シーズン前のNBAファイナルでは、ゴールデンステイト・ウォリアーズに1-3と追い込まれたクリーブランド・キャバリアーズが第5戦から3連勝し、大逆転優勝に成功。NBAファイナルで1-3から優勝したのはNBAの歴史の中でも初めてのことであり、キャブスにとって球団史上初のリーグ制覇に華を添えたことを覚えている人も多いだろう。
「ファイナルで1-3で負けていた時と今の状況は全く違う。あの時の状況やチームメート、そして僕らが過ごしたキャブスの道程へのリスペクトから、比較したくはないよ。これは組織として、僕らにとって新しいことなんだ」
また、アービングは「個人的に『ああだった』、『こうだった』ということはできるけど、これはチーム戦だから。僕にできるのは明日(練習に)顔を出して、(試合を振り返る)フィルムセッションに出席して、次の試合に備えることだ」とも話している。
プレーオフ敗退まであと1敗と窮地に立たされたネッツだが、3戦すべてが1ケタ点差での黒星であり、実力に大きな差があるとは考えにくい。厳しい状況なのは確かだが、次戦で何としても勝利を手にし、セルティックスへ反撃の糸口を探りたいところだ。
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