2022.04.27

グリズリーズがウルブズに逆転勝利…モラントの決勝点で3勝目/NBAプレーオフ

第4クォーターでは決勝点を含む18得点と爆発したモラント[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 4月27日(現地時間26日)、NBAプレーオフの1回戦が行われ、ウェスタン・カンファレンス第2シードのメンフィス・グリズリーズは、同第7シードのミネソタ・ティンバーウルブズとのシリーズ第5戦に臨んだ。

 第4戦に敗れ、2-2のタイとされたグリズリーズは、デズモンド・ベインやブランドン・クラークが得点を重ねるも、28-31で第1クォーターを終える。第2クォーター序盤には一時2ケタ点差まで広げられるが、その後はベインやジャ・モラントの得点で点差を詰め、53-55で試合を折り返した。

 しかし、第3クォーターではウルブズのカール・アンソニー・タウンズに活躍を許す。終了間際にはモラントが豪快なドライブダンクを決めるも、74-85と点差を広げられて最終クォーターへ。それでも、第4クォーターではモラントを中心にグリズリーズが反撃を開始。クラークもリバウンドや得点とインサイドで存在感を発揮し、試合残り1分3秒にはモラントの3ポイントでついに逆転に成功する。

 その後、モラントのフリースローでグリズリーズが3点のリードを奪うも、残り3.7秒にはアンソニー・エドワーズに長距離砲を決められ、同点とされてしまう。しかし、残り1.0秒にモラントがドライブからレイアップをねじ込み、111-109でグリズリーズが劇的な勝利を飾った。

 3勝目を挙げてシリーズ突破に王手をかけたグリズリーズは、モラントが30得点13リバウンド9アシスト3スティール、ベインが25得点2スティール3ブロック、クラークが21得点15リバウンドをマーク。

 一方のウルブズは、タウンズが28得点12リバウンド3スティール2ブロック、エドワーズが22得点を挙げるも、敵地で接戦を落とした。

■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 111-109 ミネソタ・ティンバーウルブズ
MEM|28|25|21|37|=111
MIN|31|24|30|24|=109