2022.05.04

勝負強さを発揮したモラントが47得点…グリズリーズがシリーズをタイに/NBAプレーオフ

驚異的なパフォーマンスでチームを勝利に導いたモラント[写真]=Getty Images
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 5月4日(現地時間3日)、NBAプレーオフのカンファレンスセミファイナルが行われ、ウェスタン・カンファレンス第2シードのメンフィス・グリズリーズは、同第3シードのゴールデンステイト・ウォリアーズとの第2戦に臨んだ。

 第1戦に116-117で敗れたグリズリーズは、試合開始から連続得点でリードを奪うが、序盤にディロン・ブルックスがフレグラント2のファウルで退場になるアクシデントが発生。それでも、ジャ・モラントジャレン・ジャクソンJr.の活躍により、33-25で第1クォーターを終える。続く第2クォーターでは点差を詰められるも逆転は許さず、56-51で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーターでは、グリズリーズがリードを2ケタに拡大。しかし、ジャクソンJr.がファウルトラブルでベンチに退くと、終盤にウォリアーズの猛追を受け、77-77の同点で最終クォーターへ。第4クォーター開始早々、ウォリアーズに逆転を許すと、その後はリードチェンジを繰り返す一進一退の展開に。

 さらに、ジャクソンJr.が6つ目のファウルを犯して退場になるなど、苦しい展開のグリズリーズだったが、終盤にモラントが躍動する。ドライブからの得点に加え、3ポイントも沈めると、チーム最後の15得点を1人でマーク。エースの大活躍により、グリズリーズが106-101で接戦を制した。

 シリーズを1-1のタイとしたグリズリーズは、モラントが5本の3ポイントを含む47得点8リバウンド8アシスト3スティールと大爆発。加えて、ザイール・ウィリアムズが14得点、ジャクソンJr.が12得点7リバウンドをマークした。

 一方のウォリアーズは、ステフィン・カリーが27得点9リバウンド8アシスト、ジョーダン・プールが20得点、アンドリュー・ウィギンズが16得点9リバウンドを挙げるも接戦を落とし、敵地で連勝とはいかなかった。

■試合結果
メンフィス・グリズリーズ 106-101 ゴールデンステイト・ウォリアーズ
MEM|33|23|21|29|=106
GSW|25|26|26|24|=101