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5月13日(現地時間12日)。NBAは、全チームのエグゼクティブたちによる投票で、メンフィス・グリズリーズのザック・クライマンが2021-22レギュラーシーズンの最優秀エグゼクティブ賞に選ばれたことを発表した。
2019年4月にグリズリーズのバスケットボール運営部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーへ就任したクライマンは、03-04シーズンのジェリー・ウェスト以来、球団史上2人目の同アウォード受賞を飾り、33歳で史上最年少記録を塗り替えた。
クライマンは自チームを除く29チームのうち16チームのエグゼクティブから1位票を獲得し、計85ポイントを獲得。次点にはクリーブランド・キャバリアーズのバスケットボール運営部門代表のコービー・アルトマン、シカゴ・ブルズで同バイスプレジデントを務めるアルトゥラス・カルニショバスがそれぞれ計27ポイントで2位タイとなっている。
グリズリーズは今季、12-13シーズンの球団史上最高成績と並ぶ56勝26敗をマークし、リーグ全体2位の好成績を残し、フランチャイズ史上最高となるウェスタン・カンファレンスの第2シードを手にした。
クライマンは19年6月にテイラー・ジェンキンズHC(ヘッドコーチ)を招へいし、その後のドラフト1巡目全体2位でジャ・モラントを指名。今季モラントはオールスター初選出をスターターで飾り、最優秀躍進選手賞(MIP)を獲得。ジェンキンズHCは最優秀コーチ賞の投票で2位に入った。
また、20年11月のドラフト1巡目30位でボストン・セルティックスが指名したデズモンド・ベインを3チーム間のトレードで獲得し、2シーズン目の今季にそのベインは主力へと成長。
クライマンは現在のチームで主力を務めるジャレン・ジャクソンJr.、ディロン・ブルックスと延長契約を結んでおり、昨夏には3チーム間のトレードでスティーブン・アダムズ、ルーキーのザイエア・ウィリアムズを獲得するなど、選手層の厚いチームを作り上げた。
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