インハイ出場
開志国際キャプテンの
『俺のバッシュ』

33得点11リバウンドの活躍でマブスを勝利に導いたドンチッチ[写真]=Getty Images
5月13日(現地時間12日)、NBAプレーオフのウェスタン・カンファレンス・セミファイナルが行われ、第4シードのダラス・マーベリックスは、同第1シードのフェニックス・サンズとの第6戦に臨んだ。
ここまでの5試合で2勝3敗と背水の陣に立たされたマブスだが、立ち上がりはサンズのデビン・ブッカーらの攻撃に苦しみ、なかなか抜け出すことができない。しかし、第2クォーターに入るとレジー・ブロックの3ポイントシュートなどで流れをつかんでリードを獲得。前半終了間際にはマキシ・クレーバーとブロックが2本続けて長距離砲を沈め、60-45で試合を折り返した。
15点差をつけて迎えた第3クォーターでもマブスは攻撃の手を緩めない。ジェイレン・ブランソンやドンチッチが積極的にドライブを仕掛けてチームを勢いづけると、第3クォーター残り5分10秒にはドンチッチのダンクで点差を20点に。さらにスペンサー・ディンウィディーなどが加点し、94-72でこの12分を終えた。
第4クォーターでは、一時は点差を縮められたマブスだが、ドンチッチの個人技で2連続得点を挙げ、再び流れを引き戻す。その後、ディンウィディーの終了間際の3ポイントシュートなどでリードを広げ、サンズに逆転のきっかけをつかませないままタイムアップ。113-86でシリーズ成績を3勝3敗のタイに戻した。
マブスはドンチッチが33得点11リバウンドとエースらしい成績をマーク。また、5本の3ポイントシュートを沈めたブロックが19得点、ブランソンが18得点を挙げるなど、窮地に陥ったチームを救う活躍を見せた。