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5月21日(現地時間20日、日付は以下同)。NBAは2021-22レギュラーシーズンのオールディフェンシブチームを発表した。ファーストチームとセカンドチームに選ばれた選手たちは下記のとおり。
※以降チーム名は略称、並びは得票ポイント順、①=ファーストチーム、②=セカンドチーム
■ファーストチーム
ガード→マーカス・スマート(セルティックス):通算3度目(①×3)
ガード→ミケル・ブリッジズ(サンズ):初選出(①×1)
センター→ルディ・ゴベア(ジャズ):通算6度目(①×6)
フォワード→ヤニス・アデトクンボ(バックス):通算5度目(①×4、②×1)
フォワード→ジャレン・ジャクソンJr.(グリズリーズ):初選出(①×1)
■セカンドチーム
フォワード→バム・アデバヨ(ヒート):通算3度目(②×3)
ガード→ドリュー・ホリデー(バックス):通算4度目(①×2、②×2)
ガード→マティース・サイブル(シクサーズ):通算2度目(②×2)
センター→ロバート・ウィリアムズ三世(セルティックス):初選出(②×1)
フォワード→ドレイモンド・グリーン(ウォリアーズ):通算7度目(①×4、②×3)
今季オールディフェンシブチームに初選出されたのは、ブリッジズとジャクソンJr.、ウィリアムズ三世の3選手となった。
ここからは、今季のオールディフェンシブチームに関する詳細をいくつか紹介していきたい。
■史上5人目の快挙
19、20年のMVPアデトクンボは通算4度目のファーストチーム入り。これにより、1968-69シーズンにオールディフェンシブチームが発表されてから、複数回のシーズンMVPと4度以上のファーストチーム入りをした史上5人目の選手となった。
そのほかの4選手はカリーム・アブドゥル・ジャバー(元レイカーズほか)、マイケル・ジョーダン(元ブルズほか)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ティム・ダンカン(元スパーズ)と、リーグ史上有数のエリートたちである。
■センターとして史上最長
ジャズの守護神ゴベアは、18、19、21年と、計3度の最優秀守備選手賞(DPOY)を獲得しており、これはNBA史上2位タイという好記録なのだが、今年もファーストチーム入りしたことで、6シーズン連続で選ばれた。これにより、ゴベアはセンターとして史上最長となる6シーズン連続のファーストチーム選出。ジャバー、アキーム・オラジュワン(元ロケッツほか)という殿堂入りセンターたちの記録を塗り替えた。
■新人フォワード陣の奮闘
キャバリアーズのエバン・モーブリー(13ポイント)、ペリカンズのハーバート・ジョーンズ(10ポイント)がルーキーながらフォワード部門の5、6位にランクイン。ウォリアーズのグリーン(計34ポイント)には届かず、その差は大きかったものの、ダンカンはルーキーだった97-98シーズンにセカンドチーム入りを果たしている。
■史上3番目に少ない出場試合数
現役で最もオールディフェンシブチームに選ばれているのはサンズのクリス・ポールで9度。そしてウォリアーズのグリーンは今季も選出されたことによって、クリッパーズのカワイ・レナードと並ぶ7度で現役2位タイに。
もっとも、グリーンはレギュラーシーズン82試合のうちケガによる欠場で出場は46試合のみ。『ESPN Stats & Info』によると、これは04-05シーズンのアンドレイ・キリレンコ(41試合/元ジャズほか)、97-98シーズンのスコッティ・ピペン(44試合/元ブルズほか)に次ぐ少なさだった。
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