2022.10.14
6月28日(現地時間27日、日付は以下同)。ジョン・ウォールがヒューストン・ロケッツとの契約バイアウトで合意に達したと『ESPN』のティム・マックマホン記者が報じた。
ウォールは2020年12月にラッセル・ウェストブルック(現ロサンゼルス・レイカーズ)を絡めたトレードでワシントン・ウィザーズからロケッツへ移籍。アキレス腱の断裂という大ケガから復帰した20-21シーズンに40試合で平均20.6得点3.2リバウンド6.9アシスト1.1スティールをマーク。
ところが、ロケッツは若手主体で臨むことを明言し、昨季ウォールは事実上の戦力外となり、個別のワークアウトをこなすもコートには立たず、19-20シーズンに続いて直近3シーズンで2度目となる全休に。
ウォールの契約は来季まで残っており、先週プレーヤーオプションとなっていた約4737万ドル(約63億9495万円)の契約を行使していたのだが、このバイアウト合意によって、ロケッツはそのうち約4090万ドル(約55億2150万円)を支払うことになると同メディアが報道。
そのため、31歳の元オールスターガードは制限なしフリーエージェント(FA)になることが確実視されているのだが、『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によると、ウォールはロサンゼルス・クリッパーズと契約を結ぶ意向で、他チームからオファーがくるかもしれないが、その意志は固いようだ。
もしウォールがクリッパーズ入りとなれば、ポール・ジョージ、右ひざの前十字靭帯部分断裂のため今季全休したカワイ・レナードが来季同一チームでプレーすることとなる。
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