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7月2日(現地時間1日、日付は以下同)。ジョン・ウォールがロサンゼルス・クリッパーズと2年1320万ドル(約17億8200万円)の契約に合意したことが分かった。
ウォールは先日、来季契約(プレーヤーオプション)を行使してヒューストン・ロケッツへ残留したものの、6月29日に契約のバイアウトが成立してウェイブ(放出)されており、48時間が経過したことで制限なしフリーエージェント(FA)になった。
これはウォールの代理人を務める『Klutch Sports Group』がSNSで発表したもので、今季(2022-23シーズン)からクリッパーズの一員としてコートへ出てプレーすることが期待されている。
2010年のドラフト1巡目全体1位でワシントン・ウィザーズから指名されたケンタッキー大学出身のポイントガード(PG)は、オールスター選出5度を誇り、キャリア平均35.6分19.1得点4.3リバウンド9.1アシスト1.7スティールを残す31歳。
19-20シーズンはアキレス腱などのケガのため全休、20-21シーズンこそロケッツの一員として40試合の出場で平均20.6得点3.2リバウンド6.9アシスト1.1スティールを残すも、昨季は若手主体へと切り替えたロケッツ側の意向もあり、一度もコートへ立てずに終わっていた。
クリッパーズの今季予想スターターは、バックコートにウォールとポール・ジョージ、フロントコートにはイビツァ・ズバッツにニコラ・バトゥーム、そして右ひざの前十字靭帯部分断裂のため昨季全休したカワイ・レナードという布陣。
ベンチにもレジー・ジャクソンやノーマン・パウエル、ルーク・ケナード、マーカス・モリス、ロバート・コビントンといった実力者が控えており、リーグ上位を十分狙える豪華戦力と言っていいだろう。
そのなかで、ウォールは司令塔としてアグレッシブなプレーでチームを引っ張っていくことができるのか。2シーズンぶりにコートへ立つ元オールスターのパフォーマンスは必見だ。
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