2022.01.24
ロサンゼルス・レイカーズは昨季ウェスタン・カンファレンス11位の33勝49敗と失意のシーズンに終わったことで、今季は是非ともその悔しさを糧に挽回したいところ。
昨季終了後、フランク・ボーゲルに代わって新たに就任したダービン・ハムHC(ヘッドコーチ)が指揮を執るチームはレブロン・ジェームズ、ラッセル・ウェストブルック、アンソニー・デイビスというビッグ3が中心となるのだが、今季復活すべく奮闘している男がいることも見逃せない。
昨夏のフリーエージェント(FA)戦線でレイカーズへ加入したケンドリック・ナンは、プレシーズンゲームに4試合出場しただけで、ひざのケガによりレギュラーシーズン82試合を全休。
7月31日(現地時間30日)に『Lakers Nation』へ公開された記事のなかで、ナンは「彼ら(ファンの皆)は堅実さを期待すべきだね。それが僕にとって一番なこと。毎晩、僕は(コートの)両エンドで一貫性をもたらしてみせるよ」と話していた。
2019-20シーズンにドラフト外でマイアミ・ヒートへ入団し、先発ポイントガード入りしたナンは、オールルーキーファーストチームに選出され、一昨季までの2シーズンで平均29.4分15.0得点2.9リバウンド3.0アシストに3ポイント成功率36.4パーセント(平均2.1本成功)をマーク。
188センチ86キロのレフティは「今の状態はすごくいい。100パーセントだと感じている。本当さ。普段ハイレベルでプレーしていた頃の自分へ戻ったんだ」とも語っており、2シーズンぶりの復帰に向けて意気込んでいた。
今季ナンはウェストブルックの控えとしてオースティン・リーブズらとプレータイムをシェアしていくこととなる。攻防両面でハードに、1シーズンをとおしてプレーすることができるか注目していきたい。
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