2022.08.18
NBAキャリア19年を誇るロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズは、37歳の大ベテランながら今もなおリーグトップレベルの実力者である。
昨季は腹部やひざを痛めたこともあり、レギュラーシーズン82試合のうち出場56試合に終わるも、平均37.2分30.3得点8.2リバウンド6.2アシスト1.3スティール1.1ブロックにフィールドゴール成功率52.4パーセントをマーク。
平均得点はキャリア2番目の高さで、3ポイント平均2.9本成功は自己最高。3月に出場した12試合では平均34.3得点9.2リバウンド6.1アシストと爆発しており、オールスターには18年連続で選ばれ、シーズン終了後にはオールNBAサードチームに名を連ねた。だがレイカーズは2019-20シーズンに球団史上17度目の王座を獲得も、翌20-21シーズンはプレーオフ1回戦敗退、昨季は33勝49敗でプレーオフ出場を逃すことに。
もっとも、18年夏にレイカーズへ移籍したレブロンは過去2シーズンでチーム戦績こそ振るわなかったものの、ロサンゼルスで“すごくハッピー”だと7月30日(現地時間29日、日付は以下同)に『Substack』のマーク・スタイン記者が報道。
レブロンは24年のドラフトからエントリーできる資格を手にする息子ブロニーと、NBAという世界最高のプロバスケットボールリーグで一緒にプレーすることをゴールの1つに掲げていることから、それまでにLAを離れることはないだろうと同記者は報じている。
今年の年末に38歳を迎えるレブロンは、今季約4447万ドル(約59億1451万円)という超巨額な年俸を受け取るものの、レイカーズとの契約は今季限り。8月5日にレイカーズと延長契約を結ぶ資格を手にするスーパースターには3つの選択肢があるという。
1.今季レイカーズでプレーして来夏制限なしフリーエージェント(FA)になる
2.1年約4670万ドル(約62億1110万円)の延長契約を結ぶ
3.2年でおよそ9710万ドル(約129億1430万円)の延長契約を結ぶ
今季中に38歳を迎えるため、レブロンはルール上、2年を上回る延長契約を結ぶことはできないとスタイン記者は報じているため、現状でレブロンはこの中から選択していくこととなる。
ロサンゼルスの生活が快適なのであれば、レブロンは息子ブロニーがドラフトにエントリーできる24年にFAになることが可能な1年の延長契約を選択するのではないだろうか。
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