2022.08.11

今夏キャブズと延長契約を結んだガーランド「契約を手にするためにプレーしている」

キャブズの主軸となったガーランド[写真]=Getty Images
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 8月11日(現地時間10日)。クリーブランド・キャバリアーズのオールスターガード、ダリアス・ガーランドがポッドキャスト番組「The Varisty House Podcast」へ出演。

 22歳のポイントガードはキャリア3年目の昨季、いずれもチームトップとなる平均35.7分21.7得点8.6アシスト1.3スティールをマークし、キャブズが44勝38敗の好成績を残す立て役者となった。

 番組内で、ガーランドはNBAという世界最高のプロバスケットボールリーグでプレーすることについてこう話していた。

「リーグ入りした時から真剣になるのさ。大金を稼ぎ出すため、契約を手にするためにプレーしているんだ。大人の男たちが家族や子どもたちを養っていこうとするからね。そのことが48分間ネックになってくる。相手はダンクしようとしてくる。これは真剣な世界なんだ。鼻や胸に向けてエルボーされることだってあるんだ」。

 NBAではケガもゲームの一部と言われているように、試合中あるいは練習中、もしくはワークアウト中にケガをしてしまうこともある。それほど過酷な環境であり、そのチームのローテーションプレーヤー、スターター、エース格となれば相手チームのマークが厳しくなるのは当然のこと。

 ガーランドは昨季、左足首や首、背中を痛めたこともあって計14試合を欠場。オフシーズンやシーズン中にゲームシェイプをキープできていても、1シーズンをケガなくプレーできる保証はどこにもない。

 とはいえ、ガーランドは今夏にキャブズと5年1億9300万ドル(約256億6900万円)のマックス額で延長契約を締結。2019年のドラフト組でマックス額の延長契約を結んだのはザイオン・ウィリアムソン(ニューオーリンズ・ペリカンズ)、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)とこのガーランドだけ。

 19年のドラフト組として、現時点で出世頭の1人となったガーランドは、昨季果たせなかったプレーオフ進出を飾るべく、今季へ臨むこととなる。

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