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7月1日(現地時間6月30日、日付は以下同)にスタートした今年のフリーエージェント(FA)戦線は、4日間を終えた時点でルディ・ゴベアがユタ・ジャズからミネソタ・ティンバーウルブズ、マルコム・ブログドンがインディアナ・ペイサーズからボストン・セルティックスへトレードと報じられた。
もっとも、注目を浴びていたFA選手の移籍合意となると、ジェイレン・ブランソンがダラス・マーベリックスからニューヨーク・ニックス移籍に合意したくらいで、ザック・ラビーンはシカゴ・ブルズ、ブラッドリー・ビールはワシントン・ウィザーズと再契約。
そしてニコラ・ヨキッチはデンバー・ナゲッツ、デビン・ブッカーがフェニックス・サンズ、カール・アンソニー・タウンズがウルブズとそれぞれスーパーマックスと評される超巨額な延長契約に合意した。
では、現時点で未契約のFA選手は誰なのか。ここからは『Hoops Hype』がセレクトした4日時点の注目FA選手トップ10を見ていきたい。
※カッコ内は昨季最終所属チーム、以降チーム名は略称
1位:ジェームズ・ハーデン(シクサーズ/制限なし)
2位:ディアンドレ・エイトン(サンズ/制限付き)
3位:マイルズ・ブリッジズ(ホーネッツ/制限付き)
4位:コリン・セクストン(キャバリアーズ/制限付き)
5位:モントレズ・ハレル(ホーネッツ/制限なし)
6位:デニス・シュルーダー(ロケッツ/制限なし)
7位:トーマス・ブライアント(ウィザーズ/制限なし)
8位:ケイレブ・マーティン(ヒート/制限付き)
9位:ラマーカス・オルドリッジ(ネッツ/制限なし)
10位:カーメロ・アンソニー(レイカーズ/制限なし)
プレーヤーオプションとなっていた今季契約を破棄したハーデンは、3日にチーム側とミーティングをし、新たな複数年契約の交渉に入っていると『Yahoo! Sports』が報じており、シクサーズとの再契約が濃厚というのが現状。
エイトンについては昨秋にチーム側とマックス額の延長契約を締結できなかったこともあり、サイン&トレード説が有力。サンズはビスマック・ビオンボと再契約、アトランタ・ホークスとのトレードでジョック・ランデールの獲得に合意と報じられており、ビッグマン2人を擁している。エイトンの去就に進捗がない要因の1つは、ケビン・デュラント(ブルックリン・ネッツ)のトレード要求で移籍先候補の1つにサンズが挙がっていることだろう。
また、制限付きFAとして注目されていたブリッジズは先日、家庭内暴力のためロサンゼルス警察に逮捕されたと報じられたことが響いているのかもしれない。
同じく制限付きFAのセクストンは、昨年11月上旬に左ひざの半月板を断裂したことで昨季序盤に戦線離脱。一昨季には平均24.3得点を残したスコアリングガードなのだが、キャブズは今オフにダリアス・ガーランドとマックス額の延長契約に合意しただけでなく、リッキー・ルビオとハウル・ネトというベテランガード2人、ロビン・ロペスというベテランセンターとの契約に合意しており、セクストンに大金を払うかは微妙。
そのほかでは、中堅からベテランのFA選手たちの去就が決まっていない状況。トップ10以外でも、サージ・イバカ(バックス)やTJ・ウォーレン(ペイサーズ)、DJ・オーガスティン(レイカーズ/いずれも制限なし)といった実績のある選手たちがいる。
現在はサマーリーグや来年行なわれるFIBAワールドカップの予選が開催されていることもあり、FA交渉が進んでいないのかもしれない。はたして、彼らは今季どのチームでプレーすることになるのか、今後の動向に注目だ。
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