2022.09.18
8月24日(現地時間23日、日付は以下同)。『NBC Sports Bayarea』へ、NBA歴代最年長選手と現役最年長選手のトップ5が掲載された。
今季で77シーズン目を迎えるNBAの歴史上、最年長としてプレーした選手はナット・ヒッキーの45歳と363日。NBAキャリアは1シーズンのみながら、BAA時代の1947-48シーズンにプロビデンス・スティームローラーズで2試合に出場して計2得点に5ファウルを記録。
ヒッキーがBAA時代の2試合のみということもあり、NBAの歴代最年長記録は実質ケビン・ウィリス(元アトランタ・ホークスほか)と言っていいだろう。ホークスやヒューストン・ロケッツ、トロント・ラプターズなどで計21シーズンをプレーした213センチ99キロのビッグマンは、2007年4月19日に44歳と224日でコートへ立ち、6得点4リバウンドを残した。
3位から5位は、いずれも43歳までプレーしたレジェンドたち。ロバート・パリッシュ(元ボストン・セルティックスほか)はキャリア21シーズン、ビンス・カーター(元ラプターズほか)はNBA史上最長となる22シーズン、ディケンベ・ムトンボ(元ホークスほか)は18シーズンをプレー。
ウィリス、パリッシュ、ムトンボがビッグマンだったのに対し、カーターは彼らよりも運動量の多いスウィングマンながら、現役最後となった19-20シーズンも60試合の出場で平均14.6分もプレーしていたことは特筆すべきだろう。
一方、現役選手で見てみると、先日マイアミ・ヒートと20シーズン目の契約を結んだユドニス・ハズレムが42歳でトップ。続いて38歳のアンドレ・イグダーラとカーメロ・アンソニー、37歳のレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とポール・ミルサップが続く。
ハズレムとレブロンを除く3選手は、8月24日終了時点で制限なしフリーエージェント(FA)で、今季の所属先は決まっていない。ただ、イグダーラについては昨季も所属していたゴールデンステイト・ウォリアーズがロースター枠を1つ空けており、大ベテランが戻ってくることができるように待っていると複数の現地メディアが報じている。
カーメロ、ミルサップについては契約合意に関する情報は届いていないが、開幕に向けてベテランを必要とするチーム、ケガによって主力が出遅れるケースもあることから、今後どこかのチームへ加入する可能性は十分あるのではないだろうか。
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