2022.08.26

サンダーの新人チェット・ホルムグレンが右足のリスフラン関節損傷のため今季全休

ホルムグレンのNBAデビューは来季へお預けとなった[写真]=Getty Images
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 8月25日。オクラホマシティ・サンダーは、チェット・ホルムグレンが右足のリスフラン関節損傷(右足の中足骨と足根骨の足根中足関節に関与する足の損傷)により、2022-23シーズンを全休すると発表した。

 ゴンザガ大学出身のホルムグレンは、213センチ88キロのフォワード兼センター。今年のドラフト1巡目全体2位でサンダーから指名され、サマーリーグではカリフォルニア・クラシックとラスベガス開催の「NBA 2K23 サマーリーグ」で計5試合に出場し、平均14.0得点8.4リバウンド2.8アシスト1.6スティール2.8ブロックをマーク。

 だが21日(現地時間20日)にシアトルで開催されたジャマール・クロフォード(元ロサンゼルス・クリッパーズほか)が主催するプロアマリーグ“CrawsOver(クローズオーバー)”へ出場した際、試合序盤にファストブレイクでレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)をガードしている際に同箇所を痛めていた。

 サンダーのサム・プレスティGM(ゼネラルマネージャー)は、リリースの中でこのように話している。

「当然、我々はチェットのことが残念です。今シーズン、チームメートたちとフロアに立ち、興奮を与えてくれていたことを考えるとなおさらです。チェットにはこの球団とコミュニティでこれから先、長いキャリアが待っていることは分かっています。リハビリの間、我々は彼のことをサポートし、共に仕事をしていきます」。

 サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダージョシュ・ギディールーゲンツ・ドートといった選手たちとホルムグレンを加えた布陣で今季へ臨むことを想定していたのだが、今回の発表によって来季以降にお預けとなった。

 20歳のホルムグレンには、長いリハビリの過程で苦労することもあるだろうが、復帰へ向けて日々取り組んでほしいところだ。

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