キャブズとジャズがトレード合意か…オールスターガードのドノバン・ミッチェルがキャブズへ

キャバリアーズへのトレードが報じられたミッチェル［写真］＝Getty Images

　9月2日（現地時間1日）、クリーブランド・キャバリアーズとユタ・ジャズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』が報じた。

　報道によると、キャブズがドノバン・ミッチェルを獲得。ジャズがコリン・セクストン、ラウリ・マルカネン、オチャイ・アバジ、プロテクトされていない2025年、2027年、2029年の1巡目指名権、2026年と2028年の指名権交換権を得るという。

　現在25歳のミッチェルは、185センチ98キロのシューティングガード。2017年にジャズへ入団し、ルーキーイヤーから主力として活躍し、オールルーキーファーストチームへ選出された。

　昨シーズンは出場した67試合すべてで先発出場し、平均25.9得点4.2リバウンド5.3アシストをマーク。2020年から3年連続でオールスターへ選出されているリーグ有数のガードだ。

　一方、ジャズへ移籍することとなるセクストンは2020－21シーズンにチームトップとなる平均24.3得点を挙げたが、昨シーズンは序盤に左ひざの半月板を断裂したため、わずか11試合の出場にとどまった。また、マルカネンは昨シーズンキャブズへ加入し、貴重なストレッチビッグマンとして活躍。今年のドラフトで1巡目全体14位指名を受けたアバジは高い身体能力を生かしたプレーが期待されている。

　キャブズはダリウス・ガーランド、エバン・モブリー、ジャレット・アレンという高いポテンシャルを秘める若手コアを失うことなく、オールスターガードのミッチェルを手に入れることに成功した。今後プレーオフ進出はもちろんのこと、その先へ勝ち進むことが必須事項となるだろう。