2022.09.21

ジャパンゲームズまで約1週間…ウィザーズ指揮官は八村塁へ「すごく期待している」

八村(左)が所属するウィザーズは、カリー(右)率いるウォリアーズとジャパンゲームズで対戦する[写真]=Getty Images
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 9月21日(現地時間20日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズのトミー・シェパード球団社長兼ゼネラルマネージャー(GM)と、ウェス・アンセルドJr.HC(ヘッドコーチ)が会見を開いた。

 ウィザーズは今週後半からトレーニングキャンプが始まり、30日と10月2日にさいたまスーパーアリーナで開催される「NBAジャパンゲームズ2022」で昨季の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズとのプレシーンゲーム、その後プレシーズンを2試合こなし、10月20日にインディアナ・ペイサーズとのレギュラーシーズン開幕戦を迎える。

 昨季イースト12位の35勝47敗に終わったウィザーズは、ドラフトでジョニー・デイビス(ガード)、デンバー・ナゲッツとのトレードでウィル・バートン(フォワード-ガード)とモンテ・モリス(ガード)、フリーエージェント(FA)戦線ではデロン・ライト(ガード)とタージ・ギブソン(センター-フォワード)を獲得。

 今季は1月末にケガのため戦線離脱したブラッドリー・ビール、昨季途中にトレードで加入したクリスタプス・ポルジンギスというオールスター選出経験のある2選手が初めてタッグを組むほか、新加入選手やカイル・クーズマダニエル・ギャフォード八村塁デニ・アブディヤといった昨季から在籍する選手たちを擁して2シーズンぶりのプレーオフ返り咲きを狙う。

 シェパードGMが「毎晩、自分たち自身で出場時間を勝ち取ること。保証されたものなんて何もないんだ」と話していたことから、選手たちはこれから始まるトレーニングキャンプとプレシーズンで切磋琢磨していくこととなる。

 そして今季で4シーズン目、ジャパンゲームズではウィザーズの一員として初めて日本でプレーする八村について指揮官は「ものすごく期待している」と口にし、このように続けていた。

「昨シーズンの後半戦からどれだけ向上しているかを見るのが楽しみだ。とても元気そうだし、昨シーズンは3ポイントが向上したから、このオフはスペーシングや外からのプレーに集中して取り組んでいる。彼にとって(3ポイントは)新たな引き出しだ。(このオフは)ボールハンドリングやフィニッシュ力、そして引き続き3ポイントの向上に取り組んでいる。(自主トレーニングの)スクリメージでも自信に満ちあふれていた。彼がカイルたちと本気で競い合っている姿を見てわくわくしたよ」。

 昨季からロスターを入れ替えたウィザーズ、そして4年目に向けてトレーニングを続けてきた八村が来週末に日本へやってくる。ウォリアーズとのプレシーズンゲームの動向にも注目していきたい。

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