2022.11.03

今季開幕から欠場中のゲイリー・ペイトン二世、ブレイザーズデビューは最短で今月中旬か

今夏のFA戦線でブレイザーズへ移籍したペイトン二世[写真]=Getty Images
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 今オフに制限なしフリーエージェント(FA)となったゲイリー・ペイトン二世は、ポートランド・トレイルブレイザーズと3年契約を結んだ。

 昨シーズン、ゴールデンステイト・ウォリアーズでローテ―ション入りし、プレーオフを勝ち上がって優勝メンバーの一員となった男は、190センチ86キロのガードで、ディフェンスやハッスルプレーに定評がある29歳。

 新天地ブレイザーズでデイミアン・リラードアンファニー・サイモンズのバックアップを務めることが期待されていたが、今シーズン開幕から7試合目を迎えた現時点でもコートへ立つことができていない。

 今年7月にペイトン二世はコアマッスルの手術を受けており、9月中旬の時点ではレギュラーシーズン開幕に間に合う見込みとチーム側は発表していたのだが、回復が遅れているという。

 11月2日(現地時間1日、日付は以下同)を終えた段階で、ブレイザーズはウェスタン・カンファレンス2位の5勝1敗。好位置にいるのだが、リラードがふくらはぎを痛めて離脱しているため、戦力ダウンが懸念されている。

 だがNBAインサイダーのクリス・ヘインズ記者によると、ペイトン二世は3日のメンフィス・グリズリーズ戦だけでなく、5日から始まるアウェー6連戦も欠場の見込みで、ブレイザーズデビューは最短でも16日のサンアントニオ・スパーズ戦になると報じている。

 ここまでブレイザーズはオフェンシブ・レーティングでリーグ8位(115.3)、ディフェンシブ・レーティングでリーグ9位(110.5)と攻防両面でリーグトップ10入りしているとはいえ、長丁場を戦い抜くため、そして2シーズンぶりのプレーオフ進出を果たすためにも、ペイトン二世のディフェンス力は不可欠なだけに、この男の今シーズン初出場を楽しみに待ちたいところだ。