2022.02.09
11月14日(現地時間13日)、ウエスタン・カンファレンス下位に沈んでいるロサンゼルス・レイカーズは、ホームでブルックリン・ネッツと対戦。第4クォーター中盤で2桁のリードをつかみ、そのまま点差をキープしたレイカーズは116-103で5連敗から脱出する勝利をつかみ取った。
ネッツ戦を終えて3勝10敗と、厳しい出だしとなっているレイカーズ。エースの一角を担うレブロン・ジェームズは左足や股関節を痛めて欠場が続いており、彼が戻ってくるまでチームの戦力ダウンは否めない。
球団もロスターに変化を加えるべく、フリーエージェントのトニー・スネル(元ミルウォーキー・バックスほか)、今シーズンの開幕前にサンアントニオ・スパーズから解雇されていたジョー・ウィースキャンプをワークアウトに招へいしたようだ。現地メディア『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が伝えている。
昨シーズンはポートランド・トレイルブレイザーズとニューオーリンズ・ペリカンズに所属していたスネル。2018-19シーズンにはバックスでプレーしており、当時同球団でアシスタントコーチを務めていたダービン・ハム(現レイカーズヘッドコーチ)とは面識がある。昨シーズンは2チームで計53試合に出場し、1試合平均3.5得点1.9リバウンドをマークした。
ウィースキャンプは2021年のNBAドラフトで、スパーズから全体41位を受けて入団。アイオワ大学に3シーズン在籍し、最終年度は1試合平均14.8得点6.6リバウンドを記録している。加えて3ポイントシュート成功率は46.2パーセントを叩き出すなど、アウトサイドシュートに秀でた選手と言えるだろう。
今シーズンの開幕直後、レブロンはチームのシューター不足について記者会見で触れるなど、求める人材についてコメント。14日時点、レイカーズはチーム全体の3ポイントシュート成功率で30.7パーセントを記録しており、これは全30チームで最下位となっている。
スネルも本職のシューターではないものの、キャリアを通じて3ポイントシュート成功率は39.4パーセントと、苦手としている印象は見られない。巻き返しを図るレイカーズがロスターのテコ入れに動くのは、時間の問題となるかもしれない。
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