2022.12.22

来年の殿堂入り候補が発表…ノビツキーにウェイド、パーカー、ガソルらが初ノミネート

ノビツキー(左)とウェイド(右)[写真]=Getty Images
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ノビツキーにウェイド、パーカー、ガソルとレジェンドが勢ぞろい
昨シーズンにNBA歴代最多勝コーチとなったポポビッチも初ノミネート

 12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。ネイスミス・バスケットボール・ホール・オブ・フェイム(以降、殿堂)が、2023年のバスケットボール殿堂入り候補リストを発表した。

 北米委員会ならびに女子委員会が選出する来年の殿堂入り最終候補は、オールスターウィークエンド期間中の2023年2月18日にユタ州ソルトレイクシティで発表予定。殿堂入りメンバーは、NCAAトーナメントのファイナル4(準決勝)が開催されるテキサス州ヒューストンで来年4月2日に明らかとなる。

 ここでは、北米委員会が選出した2023年のバスケットボール殿堂入り候補(元選手、元コーチ)を見ていきたい。

北米委員会が選出した2023年の殿堂入り候補(元選手、元コーチ)

ケン・アンダーソン(元コーチ)
ジョン・ビーライン(元コーチ/初)
ジーン・ベス(元コーチ)
チャウンシー・ビラップス(元選手)
トム・チェンバース(元選手)
マイケル・クーパー(元選手)
ジャック・カーラン(元コーチ)
マーク・イートン(元選手)
クリフ・エリス(元コーチ)
マイケル・フィンリー(元選手)
パウ・ガソル(元選手/初)
レナード・ハミルトン(元コーチ)
ルー・ヘンソン(元コーチ)
デイビッド・ヒクソン(元コーチ)
マーク・ジャクソン(元選手)
マーカス・ジョンソン(元選手)
ジーン・ケディ(元コーチ)
ジム・ララナーガ(元コーチ/初)
モーリス・ルーカス(元選手)
ショーン・マリオン(元選手)
ローリー・マッシミーノ(元コーチ)
ディック・モッタ(元コーチ)
ダーク・ノビツキー(元選手/初)
トニー・パーカー(元選手/初)
ジム・フェーラン(元コーチ)
グレッグ・ポポビッチ(元コーチ/初) 現サンアントニオ・スパーズ指揮官

スパーズで4度の優勝をともにしたポポビッチHC(左)とパーカー(右)[写真]=Getty Images

ボー・ライアン(元コーチ)
スタン・スピロウ(元コーチ/初)
レジー・セウス(元選手)
ドウェイン・ウェイド(元選手/初)
バック・ウィリアムズ(元選手)
ジョン・ウィリアムソン(元選手/初)
ポール・ウェストヘッド(元コーチ)

 今回発表された殿堂入り候補で注目すべきは、リーグをけん引してきたスーパースターたちだろう。なかでもダラス・マーベリックス一筋21シーズンをプレーし、NBA歴代6位の通算3万1560得点を残したノビツキー、ヒートで3度のチャンピオンに輝いたウェイドは75周年記念チームにも名を連ねており、文句なしで殿堂入りするに違いない。

 また、フランス出身のパーカーはスパーズで4度の優勝を経験し、2007年にはファイナルMVPにも輝いたポイントガード。スペイン出身のガソルは国際大会で数多くの成功を収めたほか、ロサンゼルス・レイカーズで2連覇に貢献しており、彼らも素晴らしいバスケットボールキャリアを送ってきた。

 さらに、スパーズの指揮官として27シーズン目を迎えたポポビッチHC(ヘッドコーチ)も初ノミネート。今年3月にはドン・ネルソンの記録を抜き、NBAの歴代最多勝記録を塗り替える偉業を成し遂げた。

 来年のオールスターで最終候補が発表予定だが、ここまで挙げてきた5名の実績は申し分ないだけに、ユタ州ソルトレイクシティで集結することになるだろう。