2024.10.19
12月23日(現地時間22日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズのベネディクト・マサリンのインタビューが、『Bally Sports』へ公開された。
今年のドラフト1巡目全体6位でペイサーズから指名されたマサリンは、198センチ95キロのシューティングガード。23日を終えた時点で32試合に出場し、平均28.8分17.5得点4.1リバウンド1.5アシストという好成績を残している。
10、11月に平均19.2得点4.0リバウンド1.5アシストを残し、今シーズン最初の月間最優秀新人賞に選出されており、ベンチスタートの選手としてはリーグトップの平均得点をマーク。
「僕は毎晩20~25得点するとは言っていない。僕はただ正しいプレーをして楽しんで、チームメートたちと勝とうとしているだけ」
そう語っていたマサリンは、ここまで32試合のうち31試合でベンチスタートながら、タイリース・ハリバートン(平均20.0得点4.0リバウンド10.6アシスト1.7スティール)に次ぐチーム2位の得点を残している。
ペイサーズは開幕前こそリーグ下位に低迷と予想されていたものの、16勝16敗でイースタン・カンファレンス8位と上々の戦績を残しており、ここまでは大健闘していると言っていい。
その立て役者としてチームを引っ張るハリバートンについても、マサリンは「正直言って、彼のような選手は見たことがない」と切り出し、こう続けていた。
「彼は本当に、アンセルフィッシュな選手。しかもアシストでリーグトップにいるよね? 数試合を欠場したけど、依然としてリーグをリードしている。とんでもない選手さ。ものすごくアンセルフィッシュで、チームをまとめ上げることを助けてくれる、いいリーダーなんだ」
とはいえ、ペイサーズが今シーズンに予想外の躍進を見せている要因の一つとして、アグレッシブなプレーが光るマサリンの活躍も挙がっているのも事実。23日に『NBA.com』へ公開された最新版のルーキーランキングでも、パオロ・バンケロ(オーランド・マジック)に次いで2位という好位置にいる。
そしてもしマサリンがシックスマンとしてチームの勝利を後押しし続けることができるならば、2004-05シーズンのベン・ゴードン(元シカゴ・ブルズほか)以来初となる、新人で最優秀シックスマン賞を手にする可能性も十分あるのではないだろうか。
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