2023.01.20

レブロンが対戦したNBA選手の親子…衰え知らずのキングは計9組との対決を実現

NBAで20年目のシーズンを迎えているレブロン[写真]=Getty Images
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 昨年末に38歳となったレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)は、高校卒業後にNBA入りを果たし、キャリア20年目のシーズンを送っている。

 新陳代謝の激しい世界最高峰のリーグで、新生児が成人になるまでの年月を過ごしているキングは、近年の試合で思い出深い対決をする機会が増えた。それは、レブロンがリーグ入りした当初に活躍していた先輩NBA選手たちの“息子”との対戦だ。

 NBA選手を父に持つ二世選手がリーグ入りを果たすことは珍しいことではないが、レブロンはついに世代を超え、親子両方と試合をするという常人離れした体験を何度もしている。

 以下の9組は、レブロンが父と息子の両方と対戦を果たしたリストだ。

レブロン・ジェームズが対戦した親子NBA選手
※上が父親、下が息子、年数はNBA在籍期間

グレン・ライス(元マイアミ・ヒートほか)1989〜2004
グレン・ライスJr.(元ワシントン・ウィザーズ)2013〜2015

グレン・ロビンソン(元ミルウォーキー・バックスほか)1994〜2005
グレン・ロビンソン三世(元インディアナ・ペイサーズほか)2014〜2021

ゲイリー・ペイトン(元シアトル・スーパーソニックスほか/現オクラホマシティ・サンダー)1990〜2007
ゲイリー・ペイトン二世(ポートランド・トレイルブレイザーズ)2016〜

ギャリー・トレント(元ポートランド・トレイルブレイザーズほか)1995〜2004
ギャリー・トレントJr.(トロント・ラプターズ)2018〜

リック・ブランソン(元ニューヨーク・ニックスほか)1997〜2006
ジェイレン・ブランソン(ニューヨーク・ニックス)2018〜

ケニオン・マーティン(元デンバー・ナゲッツほか)2000〜2015
ケニオン・マーティンJr.(ヒューストン・ロケッツ)2020〜

ジャバリ・スミス(元サクラメント・キングスほか)2000〜2005
ジャバリ・スミスJr.(ヒューストン・ロケッツ)2022〜

エイドリアン・グリフィン(元ダラス・マーベリックスほか)1999〜2008
AJ・グリフィン(アトランタ・ホークス)2022〜

サマキ・ウォーカー(元ロサンゼルス・レイカーズほか)1996〜2006
ジャバリ・ウォーカー(ポートランド・トレイルブレイザーズ)2022〜

 グレン・ライス親子から始まったこの珍しい共演は、レブロンの現役生活が伸びていくことにより年々加速していき、今シーズンはスミスJr.、グリフィン、ウォーカーのリーグ入りによって新たに3組が追加された。

 1月17日(現地時間16日)のロケッツ戦ではスミスJr.と対戦し、2人による試合中の雑談が話題となった。レブロンは自身のNBAデビュー戦で、当時キングスに所属していた父親のスミスと対戦していたことを教えられ、自分が年を重ねたことを実感したというが、このようなエピソードは今後も増えて続けていくだろう。

 レブロンは近年、自身の息子であるブロニー・ジェームズとNBAでの共演を臨む発言をするなど、まだまだ現役生活に幕を閉じる気配はない。プレー面でもしっかりとリーグトップクラスの活躍を維持しており、今後もかつてのライバルやチームメートの息子たちとの対戦を楽しむことができそうだ。

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