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ホームのファンの前で躍動したリラード（写真は現地2月4日のブルズ戦）[写真]=Getty Images
2月27日（現地時間26日）、NBAのレギュラーシーズンが行われ、ポートランド・トレイルブレイザーズはヒューストン・ロケッツとホームで対戦した。
2連敗中のブレイザーズは、エースのデイミアン・リラードが第1クォーターからエンジン全開。3本の3ポイントシュートを含む16得点を奪い、32－31で最初の12分間を終えた。
続く第2クォーターでも絶好調なリラードは、終盤に3本連続で長距離砲を決めるなど、手がつけられない状態に。このクォーターでは5本の3ポイントを含む25得点を荒稼ぎし、前半だけで41得点をマークすると、73－58で試合を折り返した。
しかし、第3クォーターではリラードの得点ペースが失速し、1本の3ポイントを含む9得点にとどまる。それでも、102－88で迎えた第4クォーターでは、バスケットカウントのダンクを叩き込むなど、4本の3ポイントを含む21得点と再び躍動。リラードは試合残り1分42秒に、ドライブからのフローターショットで71得点の大台に乗せ、チームも131－114で快勝した。
ブレイザーズを勝利に導いたリラードは、約39分の出場で13本の3ポイントを含む71得点6リバウンド6アシストと驚異的なパフォーマンスを発揮。フィールドゴール成功率は57.9パーセント（22／38）、3ポイント成功率は59.1パーセント（13／22）といずれも高い数字を残すと、フリースローは放った14本すべてを沈めて見せた。
NBA史上2番目に多い3ポイント成功数に加え、70得点以上を獲得した史上8人目のプレーヤーになったリラードは、1試合の得点と3ポイント成功数でブレイザーズの球団記録を更新。さらに、1試合で70得点5リバウンド5アシスト、3ポイント成功10本以上を記録したNBA史上初の選手となった。
■試合結果
ポートランド・トレイルブレイザーズ 131－114 ヒューストン・ロケッツ
POR｜32｜41｜29｜29｜＝131
HOU｜31｜27｜30｜26｜＝114
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