2023.03.10

最大22点差から接戦に持ち込むもネッツがバックスに惜敗…渡邊雄太は4得点10リバウンド

チーム3番目の出場時間を記録した渡邊/写真は現地2月13日のニックス戦のもの[写真]=Getty Images
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 3月10日(現地時間9日)、渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツは敵地でミルウォーキー・バックスと対戦した。

 8日のヒューストン・ロケッツ戦を118-96で制し、3連勝と好調をキープしているネッツ。バックス戦の先発には、ナーレンズ・ノエルジョー・ハリスドリアン・フィニー・スミスミケル・ブリッジズセス・カリーが名を連ねた。

 アウェーでの連戦が続くこともあり、主力選手の欠場が発表されていたネッツ。バックスの猛攻に苦しみつつもカリーやブリッジズの得点で応戦し、終盤には渡邊もコートに立つ。積極的に狙った3ポイントシュートは惜しくもスコアにはつながらず、20-37と17点ビハインドで最初のクォーターを終える。

 第2クォーターでもコートに立ち続けた渡邊は強気に長距離砲を放ち、ディフェンスではリバウンドを連取する。一時は22点差までリードをつかまれたが、デイロン・シャープやパティ・ミルズのゴールでわずかに盛り返し、47-64と17点を追いかける形で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、ネッツは序盤から怒涛の勢いで3ポイントシュートを炸裂し、残り7分半に差し掛かったところで9点差に迫る。バックスのターンオーバーも誘発するなどディフェンスでも気迫を見せ、80-87と7点差まで詰め寄って最後のクォーターに。

 第4クォーターの冒頭に渡邊はフリースローで初得点を挙げ、中盤に再びコートへ。3点差に迫る速攻レイアップや要所でのリバウンドで献身的なプレーを見せるも、終盤に連続でファウルを吹かれてしまう。その後もキャム・トーマスらと懸命なプレーを続けたが逆転には至らず、最終スコア113-118でネッツが惜敗した。

 悔しい黒星となったネッツは、ミルズが23得点7リバウンド4アシスト、トーマスが21得点4リバウンド、ドリュー・スミスが17得点4アシストをマーク。渡邊はチームで3番目の29分3秒のプレータイムを記録し、4得点10リバウンド1アシストを挙げた。

■試合結果
ブルックリン・ネッツ 113-118 ミルウォーキー・バックス
BKN|20|27|33|33|=113
MIL|37|27|23|31|=118

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