王者ウォリアーズに朗報、主軸の一角を務めるアンドリュー・ウィギンズがチーム合流へ

22試合連続で欠場していたウィギンズ[写真]=Getty Images

　4月4日（現地時間3日、日付は以下同）。昨シーズンの王者ゴールデンステイト・ウォリアーズに朗報が届いた。

　この日アンドリュー・ウィギンズが、チームへの復帰が近づいており、今週始めにも合流する見込みだと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じたからだ。

　ウォリアーズ在籍4年目のフォワードは、今シーズンここまで平均17.1得点5.0リバウンド2.3アシスト1.2スティールを残すも、2月14日のワシントン・ウィザーズ戦を最後に離脱。父で元NBA選手でもあるミッチェル・ウィギンズ（元ヒューストン・ロケッツほか）が健康面で問題を抱え、その父の看病をしていたことで、22試合連続で欠場していた。

　3日を終えた時点で、ウォリアーズはウェスタン・カンファレンス6位の41勝38敗。5位のロサンゼルス・クリッパーズ（41勝38敗）とはゲーム差なしで、7位のロサンゼルス・レイカーズ、8位のニューオーリンズ・ペリカンズ（いずれも40勝38敗）が0.5ゲーム差で追っている。

　2連覇を目指すディフェンディング・チャンピオンとしては、6位以内をキープしてレギュラーシーズンを終えて、プレーイン・トーナメントを回避してプレーオフを迎えたいところ。

　ウォリアーズはレギュラーシーズン残り3試合。5日にオクラホマシティ・サンダー戦、8日にサクラメント・キングス戦、10日にポートランド・トレイルブレイザーズ戦が組まれている。

　チーム側としては、約1カ月半もゲームから遠ざかっているため、ウィギンズには試合へ出場してほしいものの、レギュラーシーズン残り3試合のどの時点でコートへ復帰できるかは現時点で未定だという。

　それでも、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーン、ジョーダン・プール、ケボン・ルーニーとともにこのチームの強固な核を形成するウィギンズがシーズン終盤にチームへ合流することは、大きな追い風となるのではないだろうか。