2023.04.10

ネッツが今季最終戦でシクサーズに黒星…先発の渡邊雄太は9得点7リバウンドと奮闘

今シーズン初の先発を務めた渡邊[写真]=Getty Images
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 4月10日(現地時間9日)、NBAのレギュラーシーズン最終戦が行われ、渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツフィラデルフィア・セブンティシクサーズとホームで対戦した。

 イースタン・カンファレンス6位のネッツは、プレーオフで対戦する同3位のシクサーズとシーズン最終戦で激突。両チームともに主力選手が欠場し、渡邊は今シーズン58試合目の出場で初のスターターに名を連ねた。

 渡邊は第1クォーター序盤に3ポイントシュートを沈めるが、ネッツの得点は伸び悩み、21-36とシクサーズにリードを許す。それでも、続く第2クォーターではキャム・トーマスが12得点と奮起。終盤には渡邊が豪快なブロックからデイビッド・デュークJr.の華麗なレイアップをアシストし、53-61と点差を詰めて試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、序盤にパティ・ミルズのキックアウトパスから渡邊が2本目の長距離砲をヒット。さらに、速攻の場面ではファウルを獲得してフリースローを1本沈めると、終盤にはオフェンスリバウンドからレイアップを決めた。このクォーターではトーマスが23得点と爆発したが、92-100と点差を詰められずに第4クォーターに突入。最後の12分間でわずか13得点しか奪えなかったネッツは、105-134で敗れた。

 今シーズンを45勝37敗の第6シードで終えたネッツは、トーマスが6本の3ポイントを含む46得点と躍動。渡邊は約33分の出場で9得点7リバウンド1アシスト2ブロックと奮闘した。

 一方、54勝28敗で第3シードとなったシクサーズ。渡邊はトロント・ラプターズ時代の昨シーズン、プレーオフの1回戦でシクサーズに2勝4敗で敗れており、リベンジマッチに挑む。

■試合結果
ブルックリン・ネッツ 105-134 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
BKN|21|32|39|13|=105
PHI|36|25|39|34|=134

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