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4月15日(現地時間14日、日付は以下同)。NBAはダラス・マーベリックスという組織に対して、75万ドル(約9975万円)の罰金処分を科したことを発表した。
プレーイン・トーナメント進出争いを繰り広げていた8日のシカゴ・ブルズ戦で、マブスはカイリー・アービング、ティム・ハーダウェイJr.、ジョシュ・グリーン、クリスチャン・ウッド、マキシ・クリーバーを出場させず、ルカ・ドンチッチは出場こそしたものの、試合最初の12分35秒だけプレーさせてベンチへ下がることに。
マブスはリーグの選手の休養に関する方針に違反し、今年のドラフトで1巡目指名権を維持する可能性を高めるため、この試合で負けることを望む組織の意向を行動や公の発言を通じて示した。
試合前の会見で、ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)は「我々は自分たちの生活のために戦ってきた。自分たちが今置かれている状況も理解している。だが組織がそれを変えるという決断を下したんだ」と発言。
この決断はマーク・キューバン オーナーとニコ・ハリソンGM(ゼネラルマネージャー)によるものであり、キッドHCはその決断をするプロセスには関わっていなかったという。
NBAのバスケットボール運営部代表を務めるジョー・デュマーズは「ダラス・マーベリックスは、ブルズとの決戦に主要選手の参加を制限するという決定を下し、我々のスポーツの高潔性を損ないました。マーベリックスの行為はファンやリーグを失望させるものでした」と述べている。
この試合を112-115で落としたことで、マブスは今シーズンの戦績が38勝43敗となり、プレーイン進出の可能性が消滅。38勝44敗でレギュラーシーズンを終え、4シーズンぶりにプレーオフ出場を逃すこととなった。