右ヒザの捻挫で離脱中のエンビード…イースト準決勝に間に合うかは依然として不透明

1回戦で右ヒザを負傷したエンビード（左）[写真]=Getty Images

バスケットボールキング編集部

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「NBAプレーオフ2023」のイースタン・カンファレンス1回戦でブルックリン・ネッツをスウィープし、いち早くカンファレンス・セミファイナルへ駒を進めたフィラデルフィア・セブンティシクサーズ。次のシリーズまでは数日間の猶予を確保したが、大黒柱のジョエル・エンビードが初戦に間に合うかは依然として不透明のようだ。

　エンビードはネッツとのファーストラウンドで開幕戦からチームを勝利に導いていたものの、右ヒザを捻挫した影響で第4戦は欠場。現地メディア『ESPN』によると、アトランタ・ホークス対ボストン・セルティックスの勝者と戦うカンファレンス・セミファイナルに向けた練習に参加できていないという。

　ドック・リバースヘッドコーチによると、チームが練習している間にエンビードはニュージャージーで医師の診断を受けていたという。「ただ待つだけだ。あとで電話がかかってくるだろうから、そのときに彼について判断を下すことになる」と、指揮官はエースのトラブルについて語っている。

　今季のレギュラーシーズンは66試合に出場し、1試合平均33.1得点10.2リバウンド4.2アシストと、素晴らしい活躍を見せているエンビード。2年連続の得点王も勝ち取り、シーズンMVPのファイナリストにも選出されるなど、優勝を狙うシクサーズにとって欠かせない存在となっている。

　今シーズン、エンビードはセルティックスとの対戦で平均36.8得点11.8リバウンド、ホークスとの対戦で33.6得点10.3リバウンドをマーク。レギュラーシーズンの活躍を考慮すれば、どちらが勝ち上がっても彼の持ち味を発揮できることだろう。まずはプレーできる状態まで回復し、可能な限り早く戦列に復帰したいところだ。

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